思い出の地で実力発揮

菅田 壱道

 
 菅田壱道は18、19年とGⅠでの決勝進出が2回ずつ。昨年のダービー(5月、松戸)では3着に食い込んだ。S級で初めて決めた優勝が09年6月の久留米記念だった。思い出深い当地で実力を発揮するか。自在なスタイルが基本だが、同県で高校の後輩でもある桜井が一緒なら前を任せそう。直近連係は昨年9月GⅡ松阪共同通信社杯最終日で、その時は打鐘から仕掛けた桜井に乗り2着。ここでは当然、決勝での1着を目指す。桜井は前走地元戦のいわき平FⅠで阿竹に敗れて2着。逃げた小原佑太の番手を回る好展開を生かし切れなかった。その借りを返すことも含めて気合の走り。菅田の前で持ち味の機動力を生かす。
 
阿竹智史村上義弘武田豊樹岡村潤竹内雄作