20210606kawasaki

川崎競輪FⅠナイター「スポーツニッポン杯争奪戦」は、7日から9日まで3日間にわたって開催される。本命期待は5月前橋記念を制すなど近況充実している小倉竜二。四国同士で売り出し中の若手先行・石原颯が一緒で、番手でガードしての差し切りを目指す。地元戦に燃える松谷秀幸は機動力ある根田空史、渡辺雄太と南関で連係。そのほかハイパワーの小松崎大地、差し脚に切れが戻ってきた芦沢大輔らが出場。好メンバーがそろって連日、熱いバトルが繰り広げられる。なお、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から本場は17時以降無観客となる。(電投番号「34#」)

記念制覇の勢いに乗る

210405高松・小倉竜二

小倉 竜二

<S級見どころ>
 直近のGⅢと前走全プロ記念でS班の松浦悠士、清水裕友と中四国での連係を好結果につなげている小倉竜二。4月武雄記念は二予で清水、準決で松浦を差して1着。決勝は清水―松浦の3番手を回って2着。京王閣ダービー後の5月前橋記念では二予、準決、決勝で自力の清水の番手で差し切りを決め、GⅢでは約4年ぶり、通算8回目となるVをゲットした。前走広島全プロ記念では松浦と連係。初日優秀戦は2角捲りの松浦を追い込んで1着。決勝に当たる翌日のスーパープロピストレーサー賞では差すことはできなかったが捲った松浦に続きワンツー。車券での支持(松浦→小倉で2車単1番人気)にはしっかりと応えた。
 
 40代半ばにして実力は衰えを知らず、むしろ増している印象。クールで雄々しいイメージもGⅠを2回制した99年、06年の頃と全く変わっていない。落車が続いてもケガに屈することなく、まだまだ上を目指して挑戦を続ける。グレードレースで活躍するためには、FⅠでもしっかり結果を出すことがまずは重要。ここでは四国同士で一戦ごとに先行パワーを増している石原颯や、競技で培った鋭いダッシュとスピードを武器にして出る河端朋之と連係。頼れる自力型を後ろで援護しつつ好展開を生かす。
 
 昨年7月チャレンジ戦デビューの石原は今年1月にS級特進を決め、今回がシリーズ出場11場所目。5月2日が決勝の奈良GⅢでは4日間とも先行して①①①❷着。その2場所後の前走久留米FⅠでも3日間、果敢に攻めて、うれしいS級初Vを3連勝で決めた。初登場の川崎でも迷わず積極策。ガード役が小倉なら、その思いはなおさら。駆けて力を出し切る。
 
 南関勢は地元の松谷秀幸がV獲りを強く意識。確かな機動力を備える根田空史、渡辺雄太と3人でまとまることができればラインは厚くなる。ホームバンクの川崎では2月全日本選抜で②⑥⑥②着の後、4月記念では決勝に進み2着。地元ラインの3番手を回り、松井宏佑の逃げに乗ってVの郡司浩平に続いた。ここでは優勝の二文字しか頭にない。ラインの力で結果を求める。
 
 北のV候補は小松崎大地。18年11月FⅠでS級V実績ある当地のイメージは悪くないはず。別線同型の動きを見ならが好機に仕掛けてV争い。しっかり存在感を見せる。
 
 芦沢大輔は前走京王閣FⅠで今年初V。栃茨同士で先行力ある坂井洋がおり、決勝での連係を実現させたい。

機動力上回る

20210519平塚10R保科千春

保科 千春

<A級見どころ>
 ダッシュ鋭い保科千春に期待する。2場所前の5月平塚3連勝で今年2回目のV。前走青森では決勝5着も初日特選と準決を逃げ切り連勝。引き続き好調を維持する。先行含め好機に仕掛ける。宮城・山形で同支部の赤塚悠人が番手を回る。
 
 岸沢賢太も今年3Vと安定。直近は前走いわき平で決めており、勢いをここにつなげる。自力基本の組み立てで、保科とは互角の争い。長井優斗が埼京で続く。
 
 鈴木良太は機動力ある栗本尚宗目標に鋭さ発揮。矢島一弥も位置次第で浮上する。