20210607omiya

大宮競輪FⅠ「スポーツニッポン新聞社杯」は、7日から9日まで3日間にわたって開催される。激戦模様だが実績上位はタイトルホルダー北日本88期コンビの渡辺一成と佐藤友和。スピードある渡辺が前で自力勝負。佐藤との連独占へ強烈に仕掛ける。先行パワーなら野口裕史。南関連係で岡村潤がガード役。中部勢は竹内雄作―坂口晃輔で先手狙い。自在戦で強い鈴木竜士のVも。ビッグ戦線でも活躍する面々が熱戦を展開する。なお、感染症拡大防止策で本場無観客となる。(電投番号「25#」)

タイトルホルダー健在

20210606大宮・渡辺一成

渡辺 一成

<S級見どころ>
 北日本同期の渡辺一成と佐藤友和は、ともにGⅠで複数回のV実績。渡辺が3回で、佐藤が2回。GⅡは渡辺2回、佐藤は4回制している。戦歴断然上位の2人がタッグを組んでワンツーフィニッシュを目指す。
 
 佐藤も動くことは可能だが、前回りは渡辺だろう。前走広島全プロ記念の初日も渡辺は佐藤の前で自力勝負。3番手に大槻寛徳で3車。渡辺は1番車で前を取り、赤板で上昇した原田研太朗を出させずに気合の突っ張り先行。捲り上げた原田をバックで合わせて直線に入るも、中団から踏み上げた山田久徳にゴール前でかわされて惜しくも2着。山田を外にけん制して渡辺を援護した佐藤は3着という結果だった。敗れはしたが、互いに心が通い合った走りは信頼関係の証。ここでもしっかりと呼吸を合わせる。別線には仕掛けの早い先行型が2人。主導権取りに迷いのない野口裕史と竹内雄作がライバル心を燃やし、激しくやり合う流れが想像できる。渡辺は捲りに構えて、外を鋭くのみ込むか。全プロ記念2走目の落車はやや気になるが、好展開も味方に今年4回目のVへ。気持ちを強くしてチャンスをつかみ取るとみた。もちろん佐藤の逆転も。500走路の長い直線を考えれば、その可能性は十分とみていい。
 
 勢いでは野口がリード。4月前橋FⅠでS級2回目の優勝を決めると西武園記念で4走逃げ切って完全V。ダービーを挟み、5月函館記念でも逃げ切り3連勝でファイナルへ。最後は6着で記念連覇はならずも、異次元レベルの先行力を再びアピール。500走路でも、その強さは変わらない。番手を回る岡村潤と南関での決着へ、相手が誰でも先手を譲る気はない。
 
 中部の主力は竹内と坂口晃輔。逃げ切りでGⅡを制している竹内はプライドを懸けて野口と激突。先手を取れば展開は坂口に有利だ。今年はまだレースで一緒になっていない両者。直近の同乗は昨年12月和歌山FⅠ準決で、その時は竹内2着(繰り上がり同着)で坂口は落車。ここではしっかり連係を決めたい。中部では谷口遼平も積極的な仕掛けで調子が上向いており注目したい。
 
 今シリーズ競走得点最上位は鈴木竜士だ。同期で元同県の山岸佳太と決勝で連係できれば戦いやすいが、実現しなければ動く組み立て。今期失格4回(1レースで2回含む)がどう影響するか。無理なく流れに乗れるかが鍵になる。
 
 松岡健介は京王閣ダービーで決勝入り。自力も可能だが機動力ある中井俊亮と一緒なら前を任せての勝負。勢いに乗ると怖い。

展開絶好!!チャンス

210512武雄・森川康輔

森川 康輔

<A級見どころ>
 倉田紘希―森川康輔で並びそうな中部勢が強力。倉田は4月に2班特昇。初戦の武雄①②❷着、その次の松山で決勝を逃げ切り1、2班戦初V。ここも森川の前で積極的な仕掛け。すんなり追走なら自らも動けるだけの脚を備える森川に絶好。倉田をG前で差す。
 
 埼京の軸は脚力上位の鈴木謙二か。自力で出るか、地元で上り調子の楠野史尭に任せることも。磯島成介もスピードがあり怖い。西谷岳文は好位から踏むと浮上する。