松山S級見どころ

 GⅢ4度目の正直だ

町田太我20210610リレー

町田 太我 

 昨年7月本格デビューから9場所でS級に上がり、今シリーズが17場所目(補充1回を除く)となる町田太我。FⅠではすでに2V。GⅢ出場は過去3回で、3回とも決勝に進んでいる。だが、いずれも9着。今シリーズはS班ほか高松宮記念杯出場組が不在で、結果を出す絶好のチャンス。それだけに、勝ってステップアップを果たしたい。松山ではS級初戦だった昨年11月FⅠで②⑥①、5月FⅠでも①⑤②と出場した2回とも決勝を逃しているが、負のイメージはここで払しょくする。気持ちを強くして走りGⅢ初優勝を決める。
 
 番手を回るのは同門兄弟弟子の竹内翼とみる。町田との連係はまだなく、GⅢの舞台で初の同乗を楽しみにしているはず。決勝に進み、番手で後輩をガード。ゴール前での差し切り逆転に懸ける。三宅達也は広島勢が並べばラインの3番手。前をアシストして中国ラインでの上位独占を目指す。
 
 四国は久米康平が点数上位。自力型だが地元で機動力ある門田凌との連係も。4月当地FⅠでは逃げ切って今年初V。イメージのいいバンクで、ここも好走しそう。
 
 捲りの切れ味が戻ってきたのが近藤隆司。FⅠでは2月以降の4場所で決勝入り。タイミング良く出ると外をのみ込むシーンも。
 
 関東は自在の柿沢大貴が117期早期卒業組の菊池岳仁と長野同士で連係なら有利。栃木の2人はダッシュいい雨谷一樹とレジェンド・神山雄一郎。動ける池田勇人も主力の一角に挙がる。
 
 北日本は自力で前々に攻める坂本貴史に差し脚堅実な斎藤登志信。中部勢も川口聖二―近藤龍徳で仕掛けて連独占が考えられる。九州は津村洸次郎が今期2Vと上り調子。先行パワーある伊藤颯馬と連係となると怖い。

 松山ガールズ見どころ

 〝世界〟を走り抜ける

佐藤水菜20210610リレー

佐藤 水菜 

 中心は5月京王閣ガールズコレクションで女王・児玉碧衣らを破って特別レースVを決めた佐藤水菜。昨年7月からナショナルチームに属し、京王閣の後は香港に遠征して競技の国際大会に参加。ガールズケイリン出走は約1カ月ぶりになる。競技で〝世界〟に視野を広げてからパワーアップは明らか。ここも自力で仕掛けて強さを見せる。押し切ってのVが有力だ。
 
 逆転候補は鈴木美教、山原さくら、柳原真緒。鈴木は落車でリズムを崩したが、直近6場所で4Vと復調気配。山原は前走広島で今年6回目のV、柳原も2場所前の福井で同じく4回目のVなど安定している。3人とも自力を基本にしての成績。うまく運んで出ればVチャンスは十分。
 
 これら上位陣に積極策で挑むのが高木佑真。果敢に出て前団キープなら決勝でも確定板に入れる。