とにかく大注目なのは脇本雄太だ。GⅡ岐阜共同通信社杯を直前で欠場して今回も出場が危ぶまれたが、どうやら間に合った様子。走る以上は断トツのV候補筆頭。どういう勝ち方をするのか、という視点で見られる希有な存在だ。熊本記念in久留米は決勝9着だった16年以来の参戦。そして記念ならではのサプライズで、連係実績ある中川とのタッグが実現するかもしれない。脇本後位が誰になるかも注目の一つになるだろう。近畿勢は脇本と同支部の伊原克彦に鷲田幸司がいて、追い込み陣は復調ムードの神田紘輔がいる。
北日本勢はS級S班の佐藤慎太郎が圧倒的な存在感を誇る。6月の久留米記念は決勝進出に失敗。今回こそはベスト9入りに期待しよう。渡辺一成、和田圭も大会を盛り上げる。