S級先行予想

 18回目を迎える夏夜の祭典は、ホテル併設の複合施設として生まれ変わったばかりの玉野バンクが舞台。中四国地区のリーダーとして大会連覇を狙う松浦悠士が中心となる。直前の福井記念は悪天候のため準決勝中止。抽選運に恵まれず決勝進出を逃したが、今年も相変わらず安定している。6月の高松宮記念杯で結果を残せなかった分までの気持ちも強いはず。盟友の清水裕友、地元の柏野智典、四国勢らとがっちりスクラムを組み、遠征陣を迎え撃つ。

 昨年のGP覇者・古性優作は全日本選抜と高松宮記念杯ですでに今年GⅠ2V。競輪界の顔として輝きを放っている。福井記念では抽選による決勝進出を決めたものの、北日本2段駆けを仕留め損ねての2着。抽選に泣いた脇本雄太の無念を晴らすことはできなかった。今回その脇本は不在。自力戦に集中して賞金ランクトップの健脚をアピールだ。

 一大勢力の関東勢をまとめる平原康多は、高松宮記念杯の東準決勝で落車。右半身の打撲、擦過傷がひどく、久留米記念を欠場した。ケガの回復具合が躍進へのカギを握る。北日本勢は佐藤慎太郎守沢太志の追い込みコンビが新田祐大新山響平菅田壱道らを盛り立てつつ、SS戦士の意地を見せつけそう。九州チームでは荒井崇博山田庸平嘉永泰斗が好調。若手では119期の犬伏湧也がGⅡデビュー。同期の出世頭・吉田有希にも負けない、パワフルな走りに期待したい。

ガールズ先行予想

 ガールズ戦線をリードするのは児玉碧衣佐藤水菜柳原真緒らの台頭で、もはや1強ではなくなったが、それでも実績上位には間違いない。力でねじ伏せる? それとも群雄割拠の戦国時代に突入? 今後の戦局を大きく左右する3日間となりそうだ。