佐世保最終日4R


顔見せでの落車から名誉挽回!❼吉田の連勝に期待

 8日の福井初日6Rの顔見せで落車し、欠場(レース中止)となった吉田悟(31=熊本)が今場所、2日目1Rで差し切り快勝。「どこで抜きにいくか(がポイント)でしたけど、余裕はありました」と笑みを浮かべた。前回までの競走得点はわずかに66.62だが、今期は3度の途中欠場もあり、純粋な実力のみが反映されている数字ではない。状態自体も「全然、悪くはないですよ」と話すように表情は明るく、巻き返しの予感も漂う。

 ❷中村美千隆(48=兵庫)の先行1車で❼吉田を含む単騎が3車と不利にも映るが、仕掛けどころさえ見誤らなければ2日目のような脚は持っている。4車ラインを崩す走りで中波乱だ。❶❷―❼=❶❷❺❻。


佐世保最終日5R 


ライン4番手から上位へ!❼塚本の食い込み

 2日目4Rで番手差しを決めて通算300勝を達成した❼塚本諭(48=福島)。報道陣から祝福されると「そうでしたね!忘れていました!」と目を丸くしていたが「300勝で満足しないように、301勝、302勝と積み重ねていきたい」と余韻に浸ることはなかった。練習では今年3月に高校を卒業し、選手を目指し始めた次男(18)に引っ張ってもらうこともあるといい「無様な姿は見せられないですから」と気持ちも新た。通算2000出走までもあと34となり、頑張る理由がまた増えた。

 北日本の4番手を選択。2日目4Rで番手に付いた❸佐藤啓斗(28=青森)が再び引っ張るなら、展開にもよるが同じ開催で一度、その駆け方を体感しているのは大きい。4番手からの1着はさすがに難しくても、2、3着に食い込めれば高配当も見込める。❶❸―❼=❶❷❸❹❺。


佐世保最終日R 


決して引けを取らない❺西村

 西村剛(25=新潟)が2日目7R準決勝を1着で勝ち上がった。展開の向き不向きはあっても、今場所ポイントリーダーの佐藤大地(25=三重)を破ったのは大きい。見事な捲りを決めて「明日(決勝)ではもっと良くなるように」と125期が5人顔を合わせる決勝を見据えた。

 競走得点では5人中最下位だが、4月の奈良を病欠後、前回の地元・弥彦で予選1着、準決勝1着からの決勝3着なら近況も決して悪くはない。差しの決まり手4は5人中最多。❶佐藤、❷山下祐輔(23=千葉)、❸船山真生(21=愛媛)らの主導権争いが激しくなればなるほど、展開が西村に向いてもおかしくない。アタマまで想定して❺=❶❷❸―全。(北野 将市