6月10日(水)~12日(金)に開催される「第14回チャリロト松戸杯」。
5月に予定されていた開催が中止となったため、松戸としてのミッドナイト開催は2月末以来、約3カ月半ぶりとなる。

巴直也
今開催は1・2班戦7車立て7R制。巴直也(神奈川・101期)、野村純宏(神奈川・82期)、小島歩(神奈川・97期)の神奈川勢が中心となりそうだ。
巴は4月いわき平以来、2カ月ぶりの実戦となるが、練習も休養も十分。強烈なカマシ、まくりでラインをけん引する。
追走の野村は、前回の前橋は準決4着で優出を逃したが、最終日はきっちり1着で絞めて意地を見せた。今節は、頼もしい後輩の巴目標から逆転Vも十分にありそうだ。小島は前節の小田原でオール2着。安定感を武器に今年1月のA級降格後初Vゲットを目指す。

松坂侑亮
松坂侑亮(神奈川・115期)、武田亮(東京・115期)の両者もパワー互角。松坂は、2月小田原で3場所連続完全Vを決めて2班へ特別昇班。その後も勢いそのままに前回の玉野ミッドナイトで1・2班戦初Vをもぎ取った。前3走は3月宇都宮、4月小倉、5月玉野はすべてミッドナイトと、体と心のリズムは完全に夜仕様となっており、今回も問題なし。
武田は5月の競輪中止が相次ぐ中、5月13日の玉野から、大垣、前橋と走り今回で月4本目。レース感は誰よりも備わっており、積極先行で松戸の33バンクを駆け抜ける。
そのほか、原田泰志(新潟・91期)、恩田淳平(群馬・100期)、浦川尊明(茨城・80期)ら関東勢も侮れない存在。