◆1月21日~23日開催 レース展望◆

 中川誠一郎が強烈なまくりで圧倒――。防府競輪FⅠ「第48回毛利賞争奪戦」は21日から3日間の日程で争われる。今年最初の本場開催は好メンバーが集結する。中川が天性のダッシュ力を生かした快速まくりでシリーズをリードする。小松崎大地―佐藤慎太郎の福島連係も強力そのもの。小松崎が調子を上げているだけにワンツーは十分にある。近況うなぎ上りの鈴木庸之の機動力も魅力。地元中国勢では池田良の差し脚に期待が集まる。

 

 中川のスピードがシリーズの軸になる。昨年は3回の記念優勝と破壊力は衰え知らず。6月宇都宮記念ではバンクレコードもマークした。昨年12月の広島記念❹、今年1月和歌山記念❹と近況も問題はない。防府は17年11月のGⅢ68周年以来の出走となる。九州勢のS1は中川ひとり。順当に勝ち上がれば、誰が中川の番手を回るのか…も注目される。

 

 

 

 中川を脅かすのは小松崎―佐藤の福島両者。昨年10月前橋の寬仁親王牌では小松崎がGⅠ初優出、佐藤も16年2月の久留米全日本選抜以来のGⅠ優出を果たした。小松崎は11月川崎FⅠでは8番手まくりでV。11月小倉競輪祭も5走して3連対と気を吐いた。直前の立川記念ではひと息だったが、本来の調子ならパワーを発揮して主導権を握っていく。佐藤は相変わらずの安定感で差し脚はシャープ。小松崎を好リードしてV取りを目指す。

 

 

 

 鈴木は昨年11月の当地記念❹と結果を出した。今回も自信をもって臨むはずだ。パワーあふれる走りは優勝候補の一角。岩本俊介も復調してきており、ツボにはまった時のまくりは強力そのもの。

 

 

 中部勢は松岡篤哉がタイミング良く仕掛けていけば、笠松信幸の差し脚が浮上。近畿は中井俊亮が引っ張る。FⅠでの優出は多く、結果を残している。33なら早めの仕掛けで押し切りを狙う。

 

 

 中四国勢では池田と地元国村洋の奮起に注目したい。力をつけている月森亮輔が勝ち上がればチャンスも広がる。浜田浩司もFⅠでは安定した成績。混戦で強さを発揮する。

 

 

 ○…鈴木は昨年10月から使用した新フレームがはまって、11月の当地記念では1、2、2、❹と快速まくり、強じんな先行でスタンドを大いに沸かせた。決勝では三谷竜生を相手に、同県の諸橋愛を連れて果敢な先行策を見せた。12月の四日市記念❸、直前の松阪FⅠ❹といい状態をキープしている。けれん味のない走りは魅力たっぷり。今回もパワーあふれる走りで見せ場を作るはずだ。