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【あす松戸記念開幕】レース展望 好調中川に期待

 松戸競輪開設68周年記念GⅢ「燦燦ダイヤモンドカップ争奪戦」は、あす2日から5日まで4日間にわたって開催される。本命期待は鋭いダッシュで好調な中川誠一郎。実績上位の武田豊樹は同県後輩でパワーのある吉田拓矢との連係でVも。地元記念に意気込む近藤隆司、中村浩士、根田空史ら千葉勢のほか太田竜馬、成田和也、桑原大志など好メンバーがそろって激突する。最終日(5日)第6Rでは今年の勝率90%を誇るテオ・ボスが「KEIRIN EVOLUTION」に登場。国際ルールの一戦で桁違いの脚力を披露する。

 

<近況切れ味鋭い中川>

 近況、切れ味がさえわたる中川誠一郎。人の後ろを回るレースが増えたとはいえ、自力で戦った時の方が強さが際立つ。持ち味は世界レベルで磨いた鋭いダッシュ。6月宇都宮記念では初日に8番手からのまくり追い込みで上がり13秒1のバンクレコードを記録し、決勝は通算400勝のメモリアルでまくりV。充実ぶりを示した。その次の当地サマーナイトFでは予選快勝も準決で敗れ決勝進出に失敗。その分もここで取り戻すつもりでいるか。立ち後れると厳しいバンクの特性も踏まえながら、しっかりと踏み込んで実力を発揮する。九州では坂本亮馬、小川勇介も主力の一角。決勝に進めばV戦線に加わる。

 

<武田 吉田拓と好連係>

 東日本のS班選手として主役の走りを期待されるのが武田豊樹。中川と同じくサマーナイト Fでは決勝進出を逃したが、松戸では過去に記念で2Vの実績。バンクの印象は悪くないはず。自力型の目標は同県後輩の吉田拓矢。今年はまだ同じレースがなく、直近の連係は昨年11月小倉競輪祭の二予。その時は逃げた吉田を番手で車間を空けて援護。G前残しながら追い込んで1着(吉田は3着)。ここもワンツーを意識。好ガードからの差し切りを目指す。

 

<地元千葉は中村中心に結束>

 地元、千葉勢は結束力で優位に立つ。中村浩士と根田空史は師弟の間柄。ただ、追加での出場が決まった近藤隆司はサマーナイトFの準決で中村の前で自力勝負。自身はまくりが不発で7着となったが、攻めの走りで3番手の好位置をキープし、後ろを回った中村(3着)の決勝進出に貢献している。近藤が根田の番手回りとみれば、ラインの軸として記念初Vへの期待が高まる。積極的に仕掛ける根田に乗って抜け出し、地元の晴れ舞台でチャンスをものにするシーンが見られるかもしれない。そのほか海老根恵太、伊勢崎彰大、武井大介も地元バンクでの活躍を期す。

 

<太田 記念初制覇なるか>

 太田竜馬もパワーは上位レベル。松戸は前走サマーナイトFに続き2回目の出場だが、33バンクの記念では昨年12月伊東で①①①❷着、その前の11月防府でも①①①❺着と好成績を残す。サマーナイトFでは準決で主導権を握ったが4着。あと一歩のところで決勝進出を逃した。逃げ切っての記念初制覇へ積極果敢に出ていく。中四国で桑原大志が太田と連係。前走福井記念では二予1着、準決2着で決勝へ。好目標のあるここでもS班選手として上位での活躍へ気合を込める。太田が先手を取れば浮上が考えられる。

 成田和也は同県の自力型、小松崎大地の欠場で位置取りが難しくなったが鋭い差し脚は軽視できない。地元GⅠのいわき平オールスター(15~19日)を前に、ここで結果 を出して勢いに乗りたい。