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【ヤングGP】107期・鈴木竜士が制覇


 負けん気の強さを見せつけた。前を託した吉田拓が主導権を握り、展開は番手の鈴木竜に傾いた。そこへ阿波の新鋭が襲いかかる。まくった太田は茨城コンビのけん制を乗り越えて先頭に。だが、鈴木竜はゴールするまで諦めない。瞬時の判断で内のコースへ切れ込むと、ゴール手前で太田に頭をぶつけてブロック。直線で差し返す執念の追い込みで同世代の頂点に立った。「拓矢君が本当にいいレースをした。最後は(体を太田に)持っていくしかない。必死だった」と激闘を振り返った。

 タレントぞろいの107期生。トントン拍子でS級へ駆け上がった。昨年はS級で2V。だが今年は優勝なし。壁にぶつかった。「結果が出なくて苦しかった。やってきたトレーニングも成果が出なくて、もどかしかった」。伸び悩む鈴木竜に同期のライバル吉田拓が闘志を注入した。昨年のヤングGPはお互い単騎だったが、今年はラインを形成。直前まで一緒に練習に励んだ。「拓矢君とはいい関係。今度は僕が前で走りたい。そのためにはもっとG1で戦えるように頑張らないと」。常に強気でクールな23歳。新たな決意を胸に秘め新時代を切り開く。