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【京王閣GⅢ】平原康多 完全V「ラインのおかげ」

 京王閣競輪の開設69周年記念GⅢゴールドカップレースは15日の12Rで決勝戦が争われ、平原康多(35=埼玉・87期)が1月の立川以来、通算18回目の記念優勝を飾った。

 レースは吉沢―平原―木暮―神山―高橋―小川―郡司―和田―伏見で周回。残り2周半から郡司―和田―伏見が上昇。郡司が吉沢を抑えると吉沢は突っ張る。郡司は車を下げて元の隊列に戻る。吉沢は郡司を警戒しながら徐々に踏み出す。打鐘で郡司―和田―伏見が再度巻き返すが、吉沢も合わせて踏み込み先行態勢。郡司は不発。吉沢―平原―木暮―神山―高橋で最終2Cを通過して直線勝負に入り平原が抜け出す。平原マークの木暮が2着。

 平原は「関東5車の力を見せつけることができて(4着まで)上位独占できて良かった。この優勝はラインのおかげだし(前の)吉沢君、(後ろを固めてくれた)木暮君、神山君、高橋さんのおかげ。ただしプレッシャーのかかる位置だったのでプレッシャーとの闘いだった」と人気に応えてホッとした表情を見せた。

 また「京王閣記念は後閑さんの前で頑張った印象が強く(後閑が引退して)自分が優勝したのは不思議な感じです」と京王閣記念初優勝の喜びを語った。

 今年は1月立川記念で優勝を飾った後は1月大宮記念❶❶①❺、2月静岡❶❶①❺、4月西武園❶❶①❼と決勝戦で失敗していただけにこの完全優勝で流れも変わるだろう。「武田さん(5月斡旋停止)が戻ってくるまでしっかり頑張ります」。平原は武田とともに後半戦も関東勢を引っ張って行く心意気だ。次走は26、27日の青森・全プロ記念競輪。

 ♤平原 康多(ひらはら・こうた)1982年(昭57)6月11日生まれの35歳。埼玉県狭山市出身。県立川越工卒。02年8月プロデビュー。通算成績は1093戦336勝。主な優勝は第60、61回高松宮記念杯(09、10年)、第51、56、58回小倉競輪祭(09、14、16年)、第28、32回全日本選抜(13、17年)。1㍍85、97㌔。血液型A。