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【卒業記念レース】男子チャンプ藤根 執念で伸び勝つ

 日本競輪学校の男子113回生(68人)と女子114回生(第7期生、21人)の卒業記念レース決勝戦が23日、伊東競輪場で行われた。女子は在校成績1位の柳原真緒(20=福井)が優勝。福井登録初の卒記クイーンに輝いた。男子は在校成績5位の藤根俊貴(23=岩手)が優勝。67期の佐々木一昭(引退)以来となる岩手登録の卒記チャンプの座に就いた。男子、女子ともにきょう24日、卒業式を行い、5月1日に選手登録。7月に各地でプロデビューする。


 巡ってきたチャンス。在校5位の藤根が確実につかんだ。「自分から仕掛けて負ける分には仕方ないと思っていた。それが残り1周で“行ける!!”と。勝ちを狙った」。黒沢が主導権を握ると曽我が最終ホームでまくり返す。曽我を追走していた藤根に流れは向いたが、まくった宮本が最終2センターで先頭に。藤根は合わせて踏み込み、最後は執念で伸び勝った。「結果は満足。だけど内容が良くない。それが心残り」と笑いながら頭をかいた。

 都道府県対抗自転車競技大会(16年)のケイリンで優勝するなど順天堂大では輝かしい実績を残した。同期には大学時代のライバルたちがそろい「みんな練習から意識が高い。相乗効果で強くなれた」と学校生活を振り返った。デビュー後は「自在で頑張りたい。まくりはもちろん、先行でも残れるように。目標は平原康多さん。あの領域を超えたい」と夢を語った。

 藤根 俊貴(ふじね・としき)1995年(平7)2月11日生まれ、岩手県紫波郡紫波町出身。順天堂大卒。在校成績は66戦25勝、2着19回で第5位。師匠は佐藤友和(88期)。1メートル76、85キロ。血液型B。