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【平塚GⅠ】新田GⅠ3連勝へ 進化発揮だ


 〝スピードスター〟新田が競輪界最高峰のダービーでよりいっそうの輝きを放つ。15年には二大GⅠとされるダービー、オールスター両獲りの快挙を成し遂げたが、その時以上に今はパワーアップして進化を遂げている。

 2年後に迫った東京五輪に照準を合わせ、ナショナルチームではカーボン製フレームで大ギアを踏み込む猛練習を繰り返してきた。その効果が競輪に生かされ、持ち前の瞬発力に一段と磨きがかかった。昨年末の競輪祭、今年最初のGⅠとなった全日本選抜を連勝中。ほかの選手が止まって見えるほどの強烈な踏みだしで圧倒している。ダービーではGⅠ3連勝の偉業に挑むことになる。

 「ウィナーズカップ後はいつも通り伊豆ベロドロームで乗り込んだ。競技の練習ばかりで競輪用の自転車には乗っていないが、何年もやって来ていることなので大丈夫。少し疲れはあるが、体調面に問題はない。初日から力を出し切れるように」

 初日11Rでライバルとなる機動型は、自らが立ち上げたトラック競技の新チーム「ドリームシーカー」に所属する浅井、ナショナルチームで共に練習する脇本と気心の知れた相手。だからこそ「力を出し切っていいレースをしたい」と気合を入れ直している。

 今はトラック競技を中心にしているため、競輪ではどうしても出られるレースは限られてくる。その中で結果を出すことに人一倍の集中力で臨んでいる。「今やっているトレーニングが、オールスター(いわき平=8月15~19日)あたりで出ればいいと思っている」。自転車競技では世界の強豪に追いつき追い越せ、競輪では全てのビッグレースで結果を残す。トラック、競輪の〝二刀流〟で頂点を目指す。