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【平塚GP】平原 8度目の挑戦 人気の福島コンビ蹴散らす

 今年の競輪日本一を決める「KEIRINグランプリ2017」はきょう30日、平塚競輪場で優勝賞金1億160万円を懸けて11Rで争われる。本社本命は8回目の挑戦となる平原康多(35=埼玉)。競輪選手の完成形とまで言われる輪界屈指のオールラウンダー。スピード、パワー、テクニックの3拍子を兼ね備える35歳が17年最後の主役に輝くとみた。

 昨年11月の競輪祭を制し2月全日本選抜でG1連続V。平原時代の到来かと思われたが落車が続いたこともあって勢いは失速。10カ月も優勝から見放されてしまった。

 「後半は試行錯誤をして失敗した」
 現状では満足せず常に進化を求めていく。ナショナルチームと同じ練習を取り入れてみたがイマイチ結果に結びつかなかった。

 「競技的なものに近づけてやったけど思うような走りができなくて…。全てがかみ合ってなかった」

 競輪祭でもVを逃したことで迷いを断ち切った。GPまで残り1カ月。全てを元に戻す決断を下した。

 「シューズ、セッティングを戻してしっくりきた。元々の練習をして回転を上げてペダリングを意識してきた。今年前半ぐらいの状態で感覚も全て戻した」

 ちょっと遠回りとなってしまったが失敗を糧に本来の手応えが戻ってきた。年末の大一番へ不安要素は見当たらない。GP前日の29日は公開練習が終わってからはローラーでモガいて汗を流した。夕方のバンク練習には参加せず、一足早く準備は完了した。

 「とにかく優勝を獲れるように」

 GPは初出場だった08年2着が今までの最高着順。8度目の今回こそ頂点に立ちたい気持ちがヒシヒシと伝わってくる。レース運びのうまさは天下一品。前売りオッズは福島コンビが支持を集めているが下馬評通りに終わらせない。会心の走りで栄冠を手に入れる。