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【松阪GⅢ結果】稲川翔 2回目の記念V

 松阪競輪の開設67周年記念・蒲生氏郷杯王座競輪(GⅢ)は28日、第12Rで決勝戦が行われ稲川翔(32=大阪・90期)が最後の直線勝負をモノにして優勝。16年4月の川崎記念以来となる記念2Vを決めた。2着に岡村。1番人気に推された根田は3着に敗れた。

 レースは予想どおりの南関ペース。山中が打鐘前に村上を叩き返して主導権を奪うと、ハイピッチで一本棒に持ち込む。このとき近畿勢は4、5番手。根田が後ろの動きを警戒しつつ最終2コーナーで番手捲りを敢行。その上を仕掛けにいった村上は勢いを欠く。これを見た稲川はすかさず内に進路変更。もらったままのスピードで外を踏み、岡村、根田に伸び勝った。

 「山中君のカカリも凄かったけど、村上さんは絶対に仕掛けると思って信頼して付いていた。落車続きで万全ではなかったので、今節は無我夢中でした」

 16年4月の川崎記念以来となる2度目の記念Vには「1回目はやっとって感じ。今回は自分のやることをやった結果で、ホッとしてる方が大きい」と総評。

 「自分の持ち場でしっかり頑張れば優勝のチャンスがあると分かった。その気持ちを忘れずに」
 同じ三重県の四日市で行われる2月の全日本選抜もそうだが、6月に岸和田で開催される高松宮記念杯に向けても最高の景気づけとなった。
 
♤稲川 翔(いなかわ・しょう) 1985年(昭60)2月20日生まれ。大阪府出身の32歳。05年7月に90期生として岸和田競輪でプロデビュー。14年6月には高松宮記念杯競輪(宇都宮)でGⅠ初制覇。
その後も近畿のキープレーヤーとしてG戦線で活躍中。1㍍72、80㌔。血液型AB。