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【記者コラム】「初心に帰って」真備先行で突っ走る


 5月の日本選手権で行われるガールズケイリンコレクション2018年平塚ステージ。その出場権をかけたガールズトライアルレースが今年新設された。

 第1弾の高松(今月12日~14日)は児玉碧衣が優勝、山原さくらが準V。第2弾の奈良(同月19日~21日)は高木真備=写真=が優勝、大久保花梨が準V。前記の4人が出場権を獲得した。

 第3弾は松戸(26日~28日)で行われる。その松戸の優勝者と準優勝者の2人が出場権を獲得する。残り1人は3場所の決勝3着の中で選考順位上位の1人が選ばれるシステムだ。

 2戦目の奈良に取材に行っていたが、予選のメンバーをみても普段の決勝戦を思わせるような強力メンバー。とにかく決勝に乗らないことには始まらないので、いつも以上に激しいレースが繰り広げられた。

 2日目の予選2は最終レースで3人が直線で落車するアクシデント。その中には梶田舞、小林莉子といったガールズケイリンのトップクラスの選手が含まれていた。梶田は最終日の選抜戦(結果は5着)に走ったが、小林は昨年7月松戸の落車でケガを負った(左鎖骨骨折)箇所などを押さえながら病院へ直行。3日目は欠場となった。

 最終日の決勝は主力となる2人が脱落し、ともに連勝で勝ち上がった高木真備と大久保花梨の2強対決。
 「初心に帰って先行したい」と語った高木が有言実行とホームで力任せに主導権。まくり上げる大久保の追撃を振り切っての逃げ切り勝ちで3連勝。

  昨年8月平オールスターで行われたガールズケイリンドリームレース以来、久しぶりの優勝。3日間ともにパーフェクトの内容。
 「先行でもっと力をつけて、グランプリを目指したい」ときっぱり。
 “先行”の「真備」が勢いに乗って突っ走る。 (下野 章雄) 

※18年1月24日付・大阪版掲載