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【記者コラム】さらに強くなる児玉碧衣


 速い、強い。エラいことになってる。そんな印象だ。ガールズケイリン児玉碧衣(あおい、21=福岡、写真)のこと。昨年のガールズグランプリで3着に敗れて悔し涙にくれたが、「これまでと同じではガールズグランプリに勝てないと思いました」と児玉。練習の質を見直し、取り組む際にも「漠然とやるのではなく、もっと強くなろうと意識する」と気の持ち方も替えたという。その成果は年明けから久留米ナイター、名古屋、高知ミッドナイトと3節連続完全Vに表れている。
 高知3連勝の上がりタイムはそれぞれ16秒0(逃げ)、15秒4(まくり)、15秒4(まくり)。2、3日目のもがいた距離は2角過ぎからと長くなかったが、これは速い。男子のA級チャレンジ決勝の上がりタイムはジャン過ぎからレースが動いたとはいえ15秒6(まくり)だ。ガールズ決勝で児玉は、持ち前のスーパーダッシュでホーム先頭の加瀬加奈子に水をあけ、ガールズでも有数の追走力がある奈良岡彩子のマークにも一切動じず。完勝を収めた。
 次節は10日からの小倉ナイター。ここにはガールズグランプリ覇者・梶田舞も参戦する。梶田も今年3節連続完全Vと快調。児玉も意識しないはずがない。「小倉には(梶田)舞さんも来るんですよね。負けたくないですし、ガールズグランプリの借りを返したい」と静かに闘志を燃やす。ただでさえ強かった児玉が、さらなる高みを目指して王道をまい進。要注目だ。
 情報コンテンツサイトLoGirlに児玉碧衣のインタビューを掲載しています。「LoGirl players 児玉碧衣」で検索してください。(仙波 広雄) ※17年2月8日付・大阪版掲載