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【記者コラム】ガールズGP初代女王・小林莉「もう一度優勝したい」

 ガールズグランプリ初代女王の小林莉子(24)が、今年に懸ける意気込みを明かしてくれた。初戦となったのは京王閣(1~3日)。「お正月に地元に呼んでもらえるのは光栄。結果を出さなければ」と前検日には気合の表情を見せていた。その言葉通り、初日から位置取り巧みに攻めて連勝で決勝に。決勝は2着惜敗も持ち味を十分に発揮した3日間だった。

 昨年7月、松戸決勝で落車のアクシデント。左鎖骨を骨折して出走を予定していた伊東・サマーナイトフェスティバルを欠場することに。ここで一気に賞金を加算してグランプリ出場を決める、というプランは水の泡となってしまった。

 「今でも患部にプレートが入っていて8月までは取れない。急に痛みが出たりすることはないが、可動域が狭くなっているのは事実」。万全とは言えない状態で昨年はデビュー以来、最多となる11回の優勝を飾った。「着外の回数が前の年より増えてしまったのは不満だけど、しっかりレースを組み立てられている」と振り返る。傷が完全に癒えて、ケガをする前の状態に戻れば大きな舞台でも好走できるだけの力は持っている。

 「今年こそガールズコレクションを勝ってグランプリへ。もう1度優勝したい」と大きな目標を掲げる。昨年のガールズグランプリを2期生の石井寛子が優勝したことも大きな刺激になっている。わずか19歳で第1回ガールズグランプリを制した小林も24歳となり、充実期を迎えている。18年、初代女王の活躍に注目したい。次回は四日市(5~7日)に出走予定だ。

 ♤狩谷 牧生(かりや・まきお)1964年(昭39)4月11日、神奈川県生まれの53歳。88年4月スポニチ入社。92年1月にレース部へ異動。1年間の競輪取材の後、中央競馬担当に。2013年、21年ぶりに競輪の現場に復帰。選手会の署名活動を取材、千葉競輪存続に選手たちの喜ぶ顔が頭に浮かんだ。

※18年1月4日付・東京版