ニュース

【記者コラム】ガールズGP史上初連覇に挑む石井寛


 昨年のガールズグランプリを制した石井寛子(32)の祝勝会が3月23日に東京・新宿で行われた。ガールズケイリンの選手でオフィシャルな祝勝会を行うのは今回が初めて。全面バックアップを買って出た日本競輪選手会・東京支部はてんやわんやの忙しさだった。

 花束贈呈のため壇上に立った内田玄希・東京副支部長が舞台裏を明かした。「準備が本当に大変で…。ホテルはハイアットリージェンシーで乾杯はピンクのドンペリ、座る椅子は女王様風にとか(石井は)何せ注文が多くて…」。石井は思わず苦笑い。希望通りの祝勝会となり「大好きな人たちをたくさん呼んで素晴らしい会ができた。ありがたいです」。笑顔で感謝を口にした。

 ガールズグランプリの歴代優勝者は小林莉子、中村由香里、梶田舞、小林優香、梶田舞、石井寛子。誰も連覇できていない。今年の暮れ、その挑戦権を持つのは石井だけだ。

 賞金順で上位7人が選ばれるガールズグランプリ。賞金額の高いガールズコレクションで稼ぐことが出走への近道となる。3月21日の松山ガルコレで6着の石井は「昨日(22日)練習したら凄い感じが良くて絶好調だった。もう1日、早くピークを持ってくればいい勝負になったのに」と残念そうだった。そう。まずはグランプリの舞台に立たないことには連覇もない。

 「昨年よりも優勝回数を増やさないと」。今年すでに6Vの石井だが、昨年の14Vを上回ることで賞金を積み上げていく考えだ。
 
♤狩谷 牧生(かりや・まきお)1964年(昭39)4月11日、神奈川県生まれの53歳。88年4月スポニチ入社。92年1月にレース部へ異動。1年間の競輪取材の後、中央競馬担当に。2013年、21年ぶりに競輪の現場に復帰した。最近、仕事においてうれしかったことは千葉競輪場の存続。

※3月29日付・東京版掲載