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【記者コラム】スター候補の太田 デビュー後16連勝の逸材


 千葉競輪場で奮闘中の109期の太田竜馬(20、写真)を取材した。在校2位で卒業記念にV。デビュー後に16連勝をマークした逸材だ。6場所目の和歌山準決3着で連勝はストップ。無傷18連勝でのS級昇進を逃したが、その後に高知、福井、別府で完全V。昨年12月にS級へ。デビュー戦は岸和田記念。輪界トップクラスのキツい洗礼を浴びたが、共に逃げ切りでシリーズ2勝を挙げた。
 「S級は毎回、毎回得るものが大きい。貴重な経験をさせてもらっている」。得意の快速まくりは出さずに先行で力を試している。前回はグランプリシリーズの立川に参戦。「お客さんの数が凄かったし、あんなに多くの記者の方に囲まれたのも初めて。ヤンググランプリを見て、来年は自分があの舞台に立たないと、と思った」と力強く明かした。
 千葉の初日は巴との先行争いに脚を使い、3番手からまくるも不発の7着。「後ろは同県の先輩。早めに出ようと焦って…。最後はいっぱいで車が出なかった」と無念の表情。それでも「バンクの特徴も分かったし、明日こそお客さんの期待に応えられるように頑張ります」と気持ちを切り替えていた。玉野のA級チャレンジ決勝では10秒5のバンクレコードを樹立してファンの度肝を抜いた。準決には進めなかったが、2日目は8R一般戦で自慢のスピードを見せつける。(狩谷 牧生) ※17年1月12日付・東京版掲載