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【記者コラム】ルーキーチャンピオン・酒井に注目

 きのう閉幕した松阪記念は古性優作(26=大阪)が2度目の記念V。連日、SS戦士を相手に激しいヨコの動きを披露。最後は鋭いタテ勝負で中部連係を飲み込んでみせた。
 また第9Rでは109期生No.1を決める、ルーキーチャンピオンレースが行われ、酒井拳蔵(21=大阪)が優勝。堀僚介との連係は乱れたものの、最終バックは4番手。大本命を背負った太田竜馬を尻目に、3コーナー捲り追い込みで栄冠を手にしたと同時に、古性へ最高のバトンを渡すことになった。
 「発走機では両サイドがS級の赤いパンツだったので気持ちで負けそうになった。組み立ても最悪だったし、力でねじ伏せた感じではなかったけど、内容より結果だと思っていたので。登坂チャンプ、トーナメント、卒業記念と2、3位ばかり。勝ち切れない男だったけど、一番いいところで1番になれました」
 レース後は多くの報道陣に囲まれながらガッツポーズ。嬉しさを爆発させた。「今後はS級に上がってからどういうレースをするか。今日みたいなレースは通用しないと思うので、しっかり地力を付けてたいです」
 次節は4月12日からの名古屋F2に登場。箔(はく)を付けた彼の走りに注目していただきたい。
(岡田 光広)   ※17年3月29日付・大阪版掲載