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【記者コラム】同じ2世選手で同期…郡司に続け健太!

 3月第1回ウィナーズカップを制したのは郡司浩平だった。G2初Vで年末に行われる地元・平塚のグランプリ出場へ視界が開けてきた。優勝インタビューでは父の盛夫のことを話していたが郡司は二世選手だ。郡司盛夫は渋いマーク選手としてビッグレースで活躍し今も現役だ。浩平は先行、まくりが主体の自力選手だが、位置取りは他の自力選手と比べて確かで父の走りを受け継いでいるともいえる。
 同じく二世選手で今注目しているのが郡司と99期同期でもある中田健太(26・埼玉)だ。父は中田健二。こちらも現役で全盛時は気迫あふれるレースに定評があった。健太の近況は3月22日からの高知F1戦で(1)(2)(3)着とVが狙える力を付けてきた。過去にはA級でS級の点数を取りながら次はチャレンジになり、すぐにS級へ上がり80点のS級レーサーとして驚かせたこともあった。デビュー時から自在の攻めが目立っていたが、今は追い込み一本で勝負する。そして武器は直線での“突っ込み”だ。
 「自分には笑いと突っ込みしかないので…」
 検車場ではポンポンと面白い答えが返ってくる。そして、レースに行けば最後の直線では闘志の塊となって車間を割ってくる。この意外性が魅力だ。最近はどちらかといえば淡泊な若手選手が多い中で、彼のような特徴を持つ選手の存在は大歓迎だ。
 健太にとって勝負といえるのが22日からの地元・西武園記念だ。尊敬する先輩の平原康多と一緒の参加となり「平原さんの後ろを回るためにも、力をつけて関東の人たちから認められるようにしないとダメですね」と気合を込める。この開催が今後のステップアップにつながることは間違いない。同期の郡司に続け。個性派レーサーの活躍に注目だ。(緒方 泰士)     ※4月5日付・大阪版掲載