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【記者コラム】宮杯’競輪祭で勝ち上がり変更

 G1高松宮記念杯(岸和田・6月14日~17日)と競輪祭(小倉・11月20日~25日)の勝ち上がり方式の変更が先日JKAから発表があった。昨年の高松宮記念杯は準決が東日本、西日本で各1レースだったのが各2レースに増えた。これで準決は2着までが決勝に進み3着は4人の内、1人しか勝ち上がれなくなった。02年の立川日本選手権で準決勝が4つになったことがあったが、この時は波乱決着が多かった。3着だと決勝に行くのは厳しいと思えばいつも以上にシビアな走りになっていく。この選手心理が混戦に拍車がかかっていくことになりそうだ。

 初のG1ナイター・競輪祭は6日制に変わり3日目まではトライアル方式となる。各選手が2走してポイント上位順に4日目はダイヤモンドレース、2次予選A、2次予選Bに振り分けられポイント下位の選手は敗者戦回り。5日目が準決勝が3レース、最終日が決勝戦となる。これで6日間で5走しないといけなくなった。長丁場はベテランが有利とかつては言われていたが、この勝ち上がり方式は肉体的にかなりきつくなる。1走目で特選がなくなったこともあり勢いのある若手にチャンスあり?

 また競輪祭の初日から3日目(11月20日~22日)にガールズGPのトライアルレースが新設される。1月から8月の競走得点上位28選手が14選手ずつ2つのトーナメント制で走り、それぞれの優勝者にガールズGPの出場権が与えられる。従来は9月までの賞金争いでガールズGPの出場選手が決まっていたので、11月に最後の勝負ができることになったことで例年以上に盛り上がっていく。

 ただトライアルを2つに分けるのはどうなのだろうか。G1開催で行うことを思えば1つのトーナメントの方でやった方がいい。ベスト7で決勝戦をやって上位着の2人にGP出場権を与える方がもっと盛り上がるはずだが…。どうあれ改善点が売り上げアップにつながってもらいたい。(亀田 克也)

※18年1月31日付・大阪版掲載