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【記者コラム】強いぞ!ガールズ新人選手

 29日に和歌山競輪場で開催された第64回全日本プロ選手権自転車競技大会。スプリントや1キロタイムトライアルなど、いつもの競輪とは違う自転車競技のスピードに場内は大いに盛り上がった。そんな中、個人的に注目したのがガールズ選手による「わかちゃんグランプリ」。エキシビションの扱いだが、7月からデビューする112期生のお披露目レースとあって楽しみな走りとなった。

 112期在校No.1の大久保花梨(福岡)=写真=、卒業チャンピオンの梅川風子(東京)がいてどれだけの強さを見せるのか。大久保は自在の走りが持ち味で、予選も位置を取ってのまくりで勝利。梅川は学校時代からガンガン逃げていたとあって予選でも積極的な走りを見せた。注目の決勝戦は梅川の先行を大久保が番手からまくって1位。2位も112期の内村舞織(福岡)、3位に梅川で112期の新人選手が上位を独占した。

 大久保は「梅川さんに卒業記念のリベンジを果たせてうれしい。目標の選手は同門の児玉碧衣さんです。力の差は感じますが、あこがれの児玉さんに近づけるように頑張ります」と会心のスマイルを見せた。負けた梅川は「今後はレースを意識した練習をしていきます」と7月からのガールズの走りでの雪辱を誓う。

 2人のデビューは大久保が7月9日からの松戸、梅川が7月3日からの京王閣と決まった。大久保は昨年のガールズグランプリを制した梶田舞、梅川は同じ先行型の高木真備がいる。両者の力を知るには最高の選手たち。2人がガールズのトップクラスを相手にどんな走りを見せるか今から楽しみだ。 (緒方 泰士)
※5月31日付・大阪版掲載