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【記者コラム】成人式迎える太田 今年ブレークだ

 ちょうど1年前の競輪界を思い出すと年明けの立川記念は原田研太朗(26=徳島・98期)が優勝。続く和歌山記念で郡司浩平(26=神奈川・99期)がVでどちらも記念初制覇だった。
 この流れで若手が一気に台頭するかと思われたが七つあったG1すべて30~40代の選手が優勝。グランプリは村上義弘(42=京都・73期)が制しベテラン勢が世代交代を簡単には許してくれませんでした。
 今年もベテランの壁を破るのはたやすくないでしょうが若手に新風を吹き込んでもらいたい。その中で太田竜馬(20=徳島・109期)の活躍に注目しています。S級初戦だった昨年12月の岸和田記念は2次予選敗退。2戦目は立川GPシリーズを走ったのですが準決敗退に終わりました。
 「反省点しかない。(S級は)テレビで見るのと実際走るのとでは全然違う。自分で落ちついていると思っても焦っていることが多い。自分のレースができるように先輩たちから教えてもらいながら経験を積んでいきたい」
 A級まではとんとん拍子だったがS級の猛者相手では思うような走りをさせてもらえませんでした。スピードは上位でも通用するものを持っているだけに、現状を打破できるかどうかで今後の展望が開けてくる。
 「(今年は)ある程度成績を収められるように。決勝に乗れば(優勝の)チャンスがあるしまずは勝ち上がれるように」
 まだデビューから半年しかたってなく来週には成人式を迎えます。今年中にはG1出場も間違いなくかなえてくれるはず。6月高松宮記念杯(岸和田)は選考期間が10月から3月ということを考えるとちょっと厳しそう。推薦枠がある8月オールスター(京王閣)がG1デビューとなりそうです。まずは走り初めとなる千葉F1(11~13日)でS級初優出を決めて次走の松山記念(19~22日)で大暴れしてくれることを願っています。(亀田 克也) ※17年1月4日付・大阪版掲載