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【記者コラム】東日本圏初見参 竹内の走りに注目

 期待のルーキー・竹内翼(25=109期、写真)が東日本圏に初登場、きょう16日の京王閣10Rでそのベールを脱ぐ。「これまで走った競輪場では名古屋か富山が最も東寄りかな。多くの先輩方が見ているし、変なレースはできない」と気を引き締める。
 同期では卒業記念を制した太田竜馬に続いてS級に進んだ逸材。この後、28日に松阪で行われるルーキーチャンピオンで同期対決が待っている。「太田君とレースで対戦するのは初めて。とにかくスピードが凄い。太田君だけじゃなくて酒井拳蔵君、島川将貴君ら強い選手ばかり。その中でも先行できるように頑張りたい。注目の大きいレースだけど小さい競走をして勝っても次にはつながらない。今は内容重視のレースをして、その上で結果がついてくれば」。志は非常に高い。
 A級陥落後、再び自力に転じてS級に返り咲いた師匠の吉本哲郎(84期)は「強い弟子たちと一緒に練習してレベルアップできた」と話す。その中で真っ先に出てきたのが竹内の名前だ。「一緒の練習グループには師匠のほかに西岡拓朗さんらがいる。街道でしっかり乗り込んで、それからバンクで練習。環境には恵まれている」(竹内)
 サッカーのJリーグ出身。4年在籍したファジアーノ岡山FCでは芽が出なかったが、競輪に転向して素質開花。「山崎芳仁さんらG1クラスの人たちと戦えるのは楽しみ」。まずは一次予選をクリアして強豪が顔をそろえる準決に駒を進めたい。(狩谷 牧生) ※17年3月16日付・東京版