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【記者コラム】賞金9位争いし烈‼ 23日からの競輪祭に注目

 
 グランプリ出場権争いもいよいよ大詰め。今年はG1優勝者の重複で賞金出場枠は現在4つ。さらに重複すれば5つになる。競輪祭前の最後のG3だった大垣記念を終えた段階ではランキングに大きな変動なし。現在9位で15日からの防府F1戦を残している桑原太志も、8位・諸橋愛とは1千万円以上の差と順位逆転は不可能だ。ただ10位以下との差はほとんどない。少しでも多く賞金を上積みして、競輪祭での駆け引きを有利にしたいところだろう。すべては競輪祭で決まる。その4日間、筆者は非番だが、スマホやパソコン画面にくぎ付けとなるだろう。


 話題は変わるが、12日の平塚F1戦で優勝したシェーン・パーキンスが通算取得賞金額で1億円を突破。このニュースにも驚いた。もちろん短期登録選手では初。09年にその免許を取得して初来日。走る機会が少ない中での快挙だ。やはり国際トラック支援競輪(G3)が新設されたことが大きい。パーキンスは初開催だった昨年の玉野と、今年の大垣で大会連覇。この優勝賞金がなければ年内の記録達成はなかっただろう。国内選手にしてみれば目の上のたんこぶかも知れないが、結果的に競輪全体の質やパワーレベル向上につながるのなら、この先もどんどんやり続けるべきだ。

 中部地区では三重の柴崎淳が絶好調。今年は年明けから練習中に落車。続けざまにレースでも脳しんとうを起こすほどの落車。足首などのケガを引きずって低迷していたが、10月の豊橋F1で復活Vを飾ると、続く平塚記念で8年ぶり3回目の記念V。完全に流れを引き戻した。ホーム四日市では初のG1開催となる来年2月の全日本選抜。その選考期間は今月末まで。残すレースは20日からの和歌山F1。狭き門ではあるが、可能性を信じて最後のベストを尽くしてほしい。(岡田 光広) 

※17年11月15日付・大阪版掲載