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【高松GⅢ玉藻杯争覇戦】レース展望

 高松競輪開設67周年記念(GⅢ)「玉藻杯争覇戦」は、2月1日から4日まで4日間にわたって開催される。飛び抜けた主役は不在で激戦ムードが漂うが四国のニュースター候補・太田竜馬(=写真)に◎。記念初制覇へ、積極策でパワーを見せる。太田マークは地元の香川雄介が有力で差し切り逆転に気合。そのほか金子貴志、竹内雄作、佐藤慎太郎、三谷竜生、山田久徳、諸橋愛ら好メンバーが出場して連日、熱いバトルが繰り広げられる。

 舞台は四国。本命期待は地区の次世代スター候補として注目される太田竜馬だ。109期で16年7月 にデビューして約1年と7カ月。走るたびに強さをアピールし、評価は高まるばかり。実力はすでにトップレベルに達していると言っていい。スタイルはもちろん先行が基本。別線に警戒されてまくり勝負となっても、もろさはなく強い。GⅢでの優勝はまだないが、直近5回の出場で4回決勝へ。そのうちの3回は一予、二予、準決と3連勝。無傷でファイナルに進んでいる。決勝では確定板入りが2回。昨年8月向日町記念で3着、前回の12月伊東では2着。あとは優勝を決めるのみだ。同型のライバルは期の若い選手が主体。平塚ヤンググランプリ(2着)でも戦った新山響平やGⅠ、GⅡ優勝の実績ある三谷竜生(17年ダービー)、竹内雄作(16年共同通信社杯)といった強敵をどう打ち破るか。楽しみな戦い が見られそう。

 四国連係で太田の番手回りは好調をキープする香川雄介だ。昨年11、12月にFⅠで3V。地元記念を前に状態面は万全とみていいか。太田との直近の連係は昨年10月松山FⅠ。準決では逃げ切った太田とワンツー。その前は向日町記念の決勝。太田―小倉竜二の徳島勢後位で3番手。追い込んで優勝の小倉に続き2着に入った。差し切ってのVへ、集中してレースに挑む。

 中部は竹内―金子貴志で強力ライン。1月に斡旋が止まった竹内は今年初出走。空いた期間に練習を積んでいるはずで、その成果を発揮したい。金子が番手でガード。1月立川記念では浅井康太との連係で決勝2着。ここは竹内追走から切れ味発揮。1着ゴールを目指す。

 北日本の主力は佐藤慎太郎と新山。追加出場の佐藤は早くも今年4場所目。初戦の地元戦(1月平FⅠ)でVなどムードは悪くない。一方、新山は今年に入ると立川記念、岸和田FⅠと勝ち上がりに失敗し1着もまだなし。先行勝負で持ち味を生かし結果につなげたい。

 近畿で注目は動ける2人。ダービー王でS班の三谷と昨年12月に佐世保記念を制した山田久徳が同学年で連係か。三谷同様にS班の諸橋愛は関東連係を基本にしつつも位置取り、立ち回りは状況次第。1着だけを目指してシビアな攻めを見せる。