ニュース

【5日開幕 小田原競輪スポニチ杯】レース展望 

 小田原競輪FⅠ(S級シリーズ)は、5日から7日まで3日間にわたりスポーツニッポン新聞社杯を懸けて開催される。主力陣はグレードレース並みの豪華な顔ぶれ。最大の見どころはGⅠでもV候補の一角として注目を集める自力型の2人、稲垣裕之と山田英明の攻防。FⅠで今年2勝目を狙う佐藤慎太郎も鋭い差し脚で好調をキープ。そのほか北野武史、香川雄介、高橋陽介、岡村潤、白戸淳太郎、河野通孝ら好メンバーがそろって連日、迫力満点のバトルが繰り広げられる。

<稲垣 押し切りV決める>
 稲垣裕之が貫禄の自力を見せる。昨年は2年連続でのGⅠ優勝がかなわず、賞金争いでも12位(競輪祭終了時点)となり2年間在籍したS班の座を明け渡すことに。FⅠを走るのは15年11月西武園で完全Vを決めて以来、約2年4カ月ぶりになる。ランクは下がっても実力に変わりはなく、プライドにかけてもここは落とせない。仕掛けどころを見極め、しっかりと力を発揮。押し切り優勝を決める。

<山田英 逆転へ勢い一番>


  強敵は勢いづく山田英明だ。今年に入り1月のFⅠ2場所でV。前走GⅠの2月四日市全日本選抜では初日から無傷でファイナルに進み好調さをアピールした。巧みな位置取りから繰り出すまくりは威力抜群。33走路だけにタイミングも考えながら鋭く仕掛けて出る。

<佐藤慎 近況成績安定>
 佐藤慎太郎も鋭い差し脚で近況成績は安定。北日本同士で相性いい高橋陽介がいることも好材料。今年初戦の1月いわき平FⅠは高橋目標から地元V。前走向日町FⅠでも連に絡んだ初日特選と準決で連係している。自在性があり器用に運べる後輩に前を任せ、直線で切れ味を見せる。高橋は小田原を冬季の練習地にしており“地元戦”に気合。脇役だけに甘んじてはいない。

  北野武史は中部・近畿で稲垣の番手か。ワンツー決着へ集中して食らい付く。香川雄介も12月にFⅠで2Vなど好調。ここは山田との連係が有力。仕掛けが早めなら差してのVも。南関勢は岡村潤が自在戦か。地元・白戸淳太郎の前で強気な攻めを見せる。河野通孝は位置次第だが、昨年8月当地記念を制し前走京王閣FⅠでも好走した山岸佳太が勝ち上がれば同県連係。展開が向く。