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【14日開幕 佐世保GⅢ】レース展望 巻き返しへ 村上気迫V決める!

 開設67周年記念佐世保競輪「九十九島賞争奪戦(GⅢ)」は、14日から17日まで4日間にわたって開催される。村上義弘(=写真)、椎木尾拓哉、木暮安由、井上昌己、中川誠一郎、吉田拓矢、北津留翼、岩津裕介、吉田敏洋ら実力派が出場。好メンバーにより熱戦が繰りが広げられる。最終日(17日)第9RではA級3班の上位9人が2班特昇(1~3着)を懸けて争う「レインボーカップチャレンジファイナル」が一発勝負で実施される。

 村上義弘が気迫の走りで優勝を目指す。今年は度重なる骨折でダービー、オールスターの出場機会を逸するなどケガに泣かされた1年だった。8年ぶりにグランプリ出場を逃し、守ってきたS班の座も明け渡すことに。年間最終出走となる今シリーズ。来年の巻き返しへ向け気持ちを込めて臨む。決勝でどう戦うかは状況次第。近畿での連係が考えられる自力型は京都同士の山田久徳や山本伸一、近況実力アップしている大竹歩あたり。目標不在となっても総力戦でV獲りへ。多くのファンから受ける熱い期待も力に変えて勝利を手にしたい。

 椎木尾拓哉は10月前橋寛仁親王牌で初めてGⅠファイナルを経験。近畿の追い込み型として主力の一角を担うまでに成長を遂げた。親王牌の準決でも連係し た村上を後ろで徹底ガード。直線勝負で切れ味を発揮する。

 別線で村上と人気を分け合いそうなのが木暮安由。11月小倉競輪祭では準決で近畿ラインを分断。逃げた稲垣裕之の番手でイン粘りを敢行し、村上をどかして3着で決勝に進んだ。今年最後のGⅠで逆転でのGP出場を狙っていた村上にとっては借りを返しておきたい相手と言える。ここは自力ではなく、関東の後輩・吉田拓矢の番手を回っての戦いとなりそう。頼れる味方を得て有利な展開に持ち込む。佐世保記念は12年にV。レースとの相性も悪くない。

 九州勢も地元の井上昌己ほか中川誠一郎、北津留翼、園田匠らで充実の布陣。井上はホームの当地記念で過去3V。ダッシュ鋭い中川も復調してきており好勝負が望めそう。北津留は競輪祭 で底力を発揮。8年ぶりにGⅠ決勝進出を果たして2着に入った。前走FⅠでは単騎戦となった決勝で不発も、再び勢いを見せれば台頭十分。

 岩津裕介もS班として今年最後のレースで意地を見せたい。同県後輩で先行パワーある取鳥雄吾と決勝で同乗できればチャンス。吉田敏洋は9月以降にFⅠで3V。GⅠでも親王牌で決勝進出、競輪祭では2勝を挙げており安定感が際立つ。確かな機動力で勝機をうかがう。

 北日本の軸は復調を果たした成田和也。S班返り咲きは逃したが今年はGⅠで2回表彰台に。状況を見つつ勝負権のある位置取りから浮上を図る。南関は機動力ある根田空史、岩本俊介が同県でラインを組むようだと強力だ。