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【23・24日 競輪学校卒業記念レース】元社会人野球・黒沢 直球勝負だ

 社会人野球の名門・Hondaで中継ぎ投手として活躍した黒沢。背番号「17」をつけた右腕は最速152㌔のストレートを武器にスライダー、カーブ、フォークを操る本格派。小1から野球一筋だったが「社会人時代は納得がいく成績を残せなかった」。24歳でマウンドに別れを告げるとHondaで工場勤務。だがプロスポーツの世界が諦めきれない。野球部時代の先輩の知人だった渡辺豪大(28=静岡・107期)を紹介されて一念発起。輪界挑戦を決意した。

 野球で鍛えた身体能力は高い。1分12秒台だった1000㍍は5秒近くも縮めた。「練習すればするほどタイムが出る。やりがいがある」。毎朝5時から自主練を行い誰よりもペダルを踏み込んだ。教官たちは「自転車に取り組む姿勢と果敢な先行スタイルが素晴らしい」と高評価する。一生に一度しかない卒記は「徹底先行で勝つ」と宣言。小細工なしの直球勝負で押し通すつもりだ。