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あす開幕川崎GⅢ「桜花賞・海老澤清杯」レース展望

 川崎競輪開設69周年記念「桜花賞・海老澤清杯」は、7日から10日まで4日間にわたって開催される。昨年に続きナイターで実施される4日制GⅢ。連覇を狙う郡司浩平、15年以来3年ぶりの桜花賞出場で初Vを狙う松谷秀幸の地元コンビほか浅井康太、武田豊樹、原田研太朗、佐藤慎太郎、山中秀将、早坂秀悟、桑原大志ら豪華な顔ぶれがそろって熱戦を繰り広げる。
 また、最終日(10日)第9Rでは7車立ての企画レース「S級ブロックセブン」が中川誠一郎、志智俊夫、箱田優樹ら各地区から斡旋された7選手により単発で実施される。

<郡司 地元記念連覇に挑む>

 神奈川の主力で川崎をホームとする郡司浩平(=写真上)と松谷秀幸が、地元記念に強い闘志で挑む。郡司は昨年の覇者。1年前は3月のGⅡ、高松ウィナーズカップでビッグ初制覇を果たすと、その次に走った川崎記念・桜花賞でもV。年間の最大目標だった平塚グランプリ出場へ勢いを一気に加速させた。しかし、その後はまさかの展開に苦しんだ。5月京王閣ダービーで落車負傷。期が替わっても7月、10月と2度落車。GⅡ優勝のアドバンテージで最後まで賞金争いを演じたが、念願の地元グランプリ出場は惜しくも次点でかなわなかった。

 今年も1月、3月とすでに落車が2回。なかなか調子を上向かせることができずにいるが、現状打破へ向け、昨年も勝っている桜花賞は郡司にとって打って付けの舞台。勝つイメージだけを頭に描いて自信の走りを見せる。昨年は静岡の渡辺雄太が前で発進。郡司が番手から抜け出し、続いた小原太樹との地元ワンツーが決まった。今年は松谷と地元で連係となりそうだが、千葉の山中秀将が同乗なら地元勢の前で仕掛けそう。となれば昨年と同様、Vチャンスは十分とみていい。平塚ダービー(5月1~6日)で完全復活を果たす前に、まずはここで結果を出して上昇機運に乗りたい。

<地元松谷もVチャンス>


 松谷(=写真上)もここを勝ちたい気持ちは郡司と同じ。昨年の桜花賞は不出場だが、同じ4月開催の西武園記念でGⅢ優勝。1年ぶりの美酒を、今度はホームバンクで味わいたい。当地前走は昨年8月の4日制GⅢ、アーバンナイトカーニバル。その時は決勝進出を逃しただけに、その分もここでの活躍に燃える。郡司と地元ワンツー、自身が直線で捉えてのVゴールを目指す。

 S班のV有力候補は浅井康太と武田豊樹だ。昨年のグランプリを制した浅井は今年に入るとリズムを崩したが、前走松山ウィナーズカップではきっちり決勝へ。自信を取り戻し、ここも自在な走りで勝負強さを発揮する。
 武田はウィナーズカップで平原康多との連係からV。昨年8月平オールスターでの落車で骨盤骨折の重傷を負ったが見事に復活。今シリーズは平原が欠場となり、浅井と同様に動く組み立ても。攻めの走りで連続Vを狙う。

 原田研太朗も好調を持続する。2月全日本選抜でファイナルに進み、ウィナーズカップでは決勝3着。強烈まくりでV争いを演じる。S班の桑原大志が中四国で原田と連係となるか。気合で食らい付き上位食い込みも。

 北日本勢はスピードある早坂秀悟と差し脚堅実な佐藤慎太郎が連係。ともに近況成績は安定しており、先制が決まるようだと浮上する。