ニュース

あす18日開幕 松山GⅡウイナーズカップ展望

 昨年度から新設されたGⅡ「第2回ウィナーズカップ」は18日から21日までの4日間、愛媛県・松山競輪場で開催される。今年に入り初めてS級S班の9選手がそろい踏みする注目のビッグ。今年のビッグで2勝目を狙う新田祐大のほか渡辺一成、平原康多、浅井康太、深谷知広、村上義弘、三谷竜生、原田研太朗、吉沢純平、武田豊樹、脇本雄太らトップクラスを含む出場108選手が優勝賞金2130万円(副賞含む)を懸けて熱戦を繰り広げる。

 また、21日(最終日)第9Rでは今年初の女子特別レース「ガールズケイリンコレクション2018・松山ステージ」で小林優香、児玉碧衣、高木真備、石井寛子、奥井迪、尾崎睦、鈴木美教の7選手が激突。白熱のバトルを見せる。

<新田 圧倒的な強さ ビック連覇か>
 主役は新田祐大だ。20年東京五輪へ向け自転車競技優先の生活を送る中、今年初出走の2月四日市全日本選抜でV。異次元のハイパワーで18年一発目のGⅠを制し、早々にグランプリ切符を手にした。ここも桁違いのダッシュとスピードを遺憾なく発揮。圧倒的な強さでビッグ連覇を決めるか。

 同県S班で新田と強力タッグを組むのが渡辺一成。昨年は新田と連係してGⅠ2勝。そのいい流れを今年も持続させたい。新田同様に競技を優先させ、今年の実戦はここが初。昨年のグランプリでは見せられなかった新田との好連係を、ここではしっかりと決めたい。

<平原 総合力NO・1>
 総合力では平原康多がNO・1。今年に入りGⅢで1V、全日本選抜でも決勝に進むなど好調を維持していたが前走名古屋記念の準決で落車。その後、ここまでは中13日。必要なケアを施して今年2回目のビッグレースへ。状態面に不安がなければ、いつも通りそつなく運んでV争い。勝利は近い。

 関東では吉沢純平も勢いづく。全日本選抜ではGⅠで初めて決勝進出。ここでも存在感を示すか。全日本選抜と1月大宮記念決勝では平原の前で自力勝負。しかし、いずれも結果を出せずに終わった。ここでチャンスが巡ってくれば、今度こそしっかりと連係を決めたい。もちろんS班の武田豊樹も関東の主力として活躍が期待される1人。好調時の勢いはまだないが、復活のVへ気持ちを込めて今シリーズへ。弟子の吉沢とともに走りが注目される。

<浅井 深谷と連係で期待度UP>
 

 中部の軸は浅井康太と深谷知広。浅井は深谷との連係で昨年のグランプリを制覇。今年は結果を出せずにいるが、再び深谷と一緒となれば一気に期待度が増す。深谷は渡辺一と同様、ここが今年の初戦。自転車競技では世界を舞台にパワーアップをアピール。進化した強さをここで見せつけるか。

<結束力の近畿 村上義が大将格>

 結束力では近畿勢だ。軸は大将格の村上義弘。ケガに泣かされた昨年の分も、今年は序盤から進撃。全日本選抜はライン4車の番手回りから2着惜敗。その悔しさも力にして勝利を目指す。自力型で最も勢いづくのはS班の三谷竜生。直近のGⅢで3連続Vと充実一途。昨年5月ダービー以来のビッグ制覇へ視界は良好だ。競技で活躍する脇本雄太も強力な仕掛けでラインを引っ張る。
 四国でのGⅡに燃えるのが地区のエース格・原田研太朗。全日本選抜で決勝進出、FⅠで今年2Vなど近況好調。強烈まくりが決まれば初のビッグ制覇が浮上する。