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京王閣GⅠ 中川誠一郎 ダービー連覇へ勝負の準決

 自慢の破壊力がよみがえった。3日目の2次予選8R。最終3角からまくっていくと前団を一気にのみ込み笑顔がはじけた。
 「ホッとした。勝ち上がりの自力での1着は復帰してから初めて」
 2月奈良記念初日に落車して右鎖骨を骨折するアクシデント。3月高松ウィナーズカップから復帰してまだ4場所目ながら急激に復調している。
 「鎖骨を骨折したのは競輪学校以来。手術をして練習を始めた時は意外と走れると思ったけど復帰戦はまったくダメだった。川崎記念は決勝に乗れたけど北津留君がいてだったし、前回の西武園記念も思うように走れていなかった」
 不安が先走っている中で1走目の特選は4着。ゴールデンレーサー賞に進めなかったが近況とは違う手応えを感じ取っていた。
 「来るまではギリギリ戦える状態かなって感じだった。G1は今年初めてだったし発走機についたら気持ちがキリッと入って、いい感触が戻ってきた」
 昨年の静岡・日本選手権は神懸かった強さで待望のG1初制覇。今年も何やら見えない力が働いているような気がしてならない。休みだった4日目は朝練習で自転車に乗った後はリラックスして過ごした。
 「休みがあるのはありがたい。準決がまた勝負」
 準決10Rは細切れ戦となり会心のまくりで激戦を断つ。日本選手権の連覇は過去6人しか達成していない。連勝で偉業に王手をかけてもらおう。