ニュース

宇都宮GⅢ 北津留まくりV

 まくった北津留翼(90期、写真)が押し切り快勝。1月立川以来、通算5回目の記念優勝を飾った。
 レースは稲川がSを取り山田―稲川―北野―武田―神山―牛山―北津留―園田―渡辺で周回を重ねる。北津留―園田が赤板から上昇して前へ。打鐘で武田―神山―牛山が北津留を叩いて前へ出ると、すかさず山田―稲川―北野が巻き返す。最終Hで山田が先頭に立つと武田が番手に飛び付き稲川と併走。最終Bでも逃げた山田後位はイン武田―神山―牛山と、アウト稲川―北野で併走が続く。3コーナーから北津留―園田―渡辺が前団の併走を一気にまくり、北津留が押し切りV。マークした園田が2着に流れ込んだ。
 会心のまくりを決めた北津留は「先輩の加倉(正義)さんが考えていた展開の一つだった。どこから行こうか考えながら2センターでトップスピードに乗るように仕掛けた」。1月立川記念Vは勝負どころでインを突くうまさが光ったが、今回は自慢のダッシュ力を発揮。絶妙なタイミングで踏み上げると車がグングン加速した。「最後に園田さんに抜かれると思っていた。今回は追加だったし園田さんのために頑張ろうと思っていた。500バンクに助けられ、自分に展開が向きましたね」と満面の笑みで勝因を語った。
 次走は前橋F1(22~24日)に出走予定。「もっと進む自転車がある。そろそろ換えてもいいかな。調整して使ってみたい」。充実期に突入した福岡のスピードスターは、さらなる高みを目指す。

 ♤北津留 翼(きたつる・つばさ)1985年(昭60)4月26日生まれの32歳。福岡県北九州市出身。私立豊国学園卒。05年7月佐世保競輪場でプロデビュー。通算成績は995戦274勝。趣味はマウンテンバイク、自動車レース。特技はドライビングゲーム。1メートル77、85キロ。血液型O。