ニュース

浅井康太コラム「為せば成る」 初弟子伊藤が7・6デビュー 見守ってあげて

 今年の梅雨はほとんど雨が降ってない気がする。若いころは必ず天気予報をチェックして「雨よ降れー」って、よく祈ったもんだなぁ…。たまには練習を休みたいからさ(笑い)。
 
 さて、今年の高松宮記念杯の勝ち上がり方法は、16年ぶりに復活した「東西対抗戦」でした。復活したといっても、自分にとってはこの勝ち上がり方法で走るのは初めての経験。けっこう新鮮でした。調子自体はかなり仕上げていきましたが、結果は二次予選で敗退という残念な結果に…。悔しい思いでいっぱいです。
 
 私事では今月22日に33歳になり、デビューからは12年がたちました。年を一つ重ねるとともに経験や知識が積み重なり、競輪を楽しく、トレーニングも1日24時間では足らないと思えるほど充実しています。無駄に年は取りたくないけど、年を取るのも悪くない。最近はそう思います。
 
 ○○を取ると言えば…競輪選手になって初めての弟子を取ることになりました。111期の伊藤稔真です。
 体格が良くて素質もある選手なので、僕自身が感じてきた競輪の厳しさ、今までの経験をしっかりと伝えて、強くなってほしいと思っています。

 デビュー戦は7月6日からの松阪競輪。ちなみに、僕のデビュー戦も同じ松阪競輪でしたが、2、6、7着という結果でした。2場所目も予選敗退と当時は残念な新人でしたが、何とかタイトルまでたどり着けました。いつの日か四日市から2人目のタイトルホルダーになってもらいたい。初めは弱いと思いますが、長い目で温かく見守ってあげてください。
 
 僕も次のタイトルを狙うためにシビアなレースをしていきます。

 ♤浅井 康太(あさい・こうた)1984年(昭59)6月22日生まれ。三重県出身の33歳。05年7月プロデビュー。11年寛仁親王牌、オールスター競輪でG12V。KEIRINグランプリ15を制して輪界の頂点へ。座右の銘は「為(な)せば成る」。1メートル79、75キロ。血液型O。

(6月30日付 東京版・大阪版掲載)