ニュース

畑段嵐士 S級初優勝

 奈良競輪の「青垣賞争覇戦(F1)」のS級決勝戦が10日、第12Rで行われ、栗山の強引なまくりに乗った畑段嵐士(26=京都・105期)が直線鋭く追込み3日制のS級で初優勝を飾った。ガールズは加瀬の先行をまくった高木真備(22=東京・106期)が完全Vを達成した。
(力勝負制した!!/) 近畿と東日本の対決となった決勝戦。正攻法に構える栗山―畑段の近畿勢を菅田―伊藤で青板ホーム(菅田は早期追い抜きで失格)から叩いて強引に飛び出す。叩かれ7番手となった栗山が打鐘過ぎから巻き返す。先行両者で壮絶なもがき合いを演じ、最終2センターまで決着がつかない力勝負。栗山が力任せにまくり切るところマークの畑段が一気に外を伸びVゴール。
 「いつ決着がつくのかなぁと。自分は絡まれないように気をつけました」。激しい流れの中でも畑段は冷静だった。昨年10月京王閣の落車で右手首骨折のアクシデントに見舞われたが、今年の4月高知の復興支援レース(一発モノ)を制し復調の手応え。「手首はまだ完治していないけど、練習ではすごく感じはいい。調子いい近畿の流れに乗っていきたい」と全開宣言。次走は5月29日からの豊橋F1戦だ。 

♤畑段 嵐士(はただん・あらし)1990年(平2)10月12日生まれの26歳。105期の在校2位。14年7月富山でプロデビュー。15年のルーキーチャンピオンレースを制するなど勝負強さがある。「何でもする」シビアな競走で飛躍を誓う。
♥高木 真備(たかぎ・まきび)1994年(平6)8月17日生まれ22歳。106期在校2位。14年5月奈良でプロデビューを果たす。平成28年のガールズ優秀選手賞に選ばれる。戦法は果敢な先行、まくり。常に攻めの競走を貫く姿勢はガールズでも屈指。