ニュース

【立川競輪】FI「10回山口健治杯日本名輪会カップ」あす開幕

立川競輪FⅠ「第10回山口健治杯日本名輪会カップ」は、あす6日から8日まで3日間にわたって開催される。主力の多くが次走にGⅠオールスター(15~19日、いわき平)を控える注目度の高いシリーズ。本命期待はトップレベルの機動力を備える原田研太朗。そのほか有力どころは渡部哲男、吉田敏洋、椎木尾拓哉、神山拓弥、高橋大作、内藤秀久、小野大介、山田幸司といった好メンバー。連日の熱いバトルに注目だ。

 

 GⅠ、GⅡのビッグレースでもV候補の1人として常に注目を集める原田研太朗。前走松戸サマーナイトFは最終日の1勝のみだったが、6月のGⅠ岸和田高松宮記念杯では決勝に進んで3着に入り表彰台に。GⅡでも3月松山ウィナーズカップで決勝3着の好成績を残した。当地立川では16年の記念でV実績。平原康多、新田祐大、脇本雄太といった難敵を破って勝利を手にしている。イメージのいい走路で再び力強さを見せつけるか。得意のまくりを決めてV奪取とみた。

 

 四国同士で好調を持続する渡部哲男が原田とタッグ。前走川崎FⅠで今年2回目のV。原田と同じく四国の自力型で上位レベルの力を備える小川真太郎と連係。最終ホームからカマした小川の仕掛けにピタリと続いてG前での抜け出しを決めた。ここも頼れる地区の後輩との連係に集中。踏みだしからミスなく追走して原田と直線勝負。ゴール前で際どく差し迫る。

 

 吉田敏洋も戦歴、実力はともに上位レベル。自力を基本に組み立てるが、気掛かりなのは前走松戸ミッドナイトFでの落車(2日目準決携入8着で途中欠場)の影響。ただ、ここまでは中20日。悲願のタイトル獲得を目指すGⅠいわき平オールスター前にここで実戦を走り、好感触を得ておきたい。もちろん、目指すのは優勝。中部の主力は吉田だけだが、しっかりと動いて結果を出したい。

 

 鋭いタテ脚を武器にV奪取を狙うのが椎木尾拓哉だ。近畿は同県後輩の南潤だけでなく、連係実績ある筒井裕哉も欠場。目標となるはずだった頼れる自力型との連係が不可能に。それでも、自ら動くことも可能な椎木尾だけに悲観することはない。状況次第で自在な運びを見せるか。直前の弥彦記念でも決勝に進んでおり調子の面にも不安はなさそう。照準はオールスターに合わせているはずだが、ここもしっかりと戦って流れを維持したい。直線の長い立川は脚質を考えても椎木尾向きと言ってよく、焦らずに踏み込むチャンスを待って直線一気の突き抜けを決めたい。

 

 関東の軸は近況、安定した成績を残す神山拓弥。GⅢでは今年走った4場所の全てで決勝へ。FⅠは3月高松で優勝を決めた。関東の主力に自力型が見当たらない今シリーズ。地元の高橋大作に前を任されれば自在な立ち回りも。組み合わせと流れに応じて勝てるように運ぶ。高橋も5月京王閣記念で決勝に進むなど近況は上り調子。ホームバンクは京王閣だが、立川でも地元の期待を受け気持ちを入れて走る。

 

 内藤秀久、山田幸司の神奈川勢は同県の松谷秀幸の欠場で好目標を失うことになったが、中でも内藤のガッツあふれる走りは軽視できない。勝負権のある位置取りからしぶとく連絡みも。追加で出場する小野大介も位置次第で上位食い込みが考えられる。