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脇本 W杯ケイリン金獲得凱旋 「世界と戦える」


 自転車トラック種目のW杯第3戦(カナダ・ミルトン)、第4戦(チリ・サンティアゴ)に出場した日本代表が13日、羽田空港に帰国した。第4戦の男子ケイリンで金メダルを獲得した脇本雄太(28=日本競輪選手会、写真)は「ケイリンで世界と戦えると思えるようになった。金は(11年に)亡くなった母親に一番に知らせたい」と語った。日本勢では99年太田真一、03年矢口啓一郎に続く、14年ぶり3人目となるケイリン種目での金だった。

 予選を1位で通過。決勝ではぺルビス(フランス)、ビノクロフ(ウクライナ)らを相手に残り1周で一気に加速。4コーナー手前で先頭に立って後続を突き放す、強いレースぶりだった。「踏むところを一点に絞るというのがうまくいった。世界選手権でもメダルを獲って、東京五輪でも同じ色のメダルが獲れたら」と脇本は笑顔を見せた。

 短距離種目は東京五輪でのメダル獲得に向け、昨年11月、フランス人のブノワコーチを招へい。強化に努めてきた。ブノワヘッドコーチは「日本の競輪と競技の両立の調整が大変だったが、できるようになってきた。選手が自信を持てるようになった」と分析した。