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5月2日開幕・GⅠ日本選手権 注目選手紹介③ 村上義弘&稲垣裕之

 昨年3月名古屋ダービーの覇者で賞金王、MVPの村上義弘(=写真)は、今大会が2カ月ぶりの実戦。3月玉野記念で優勝し、その後の練習中に鎖骨を骨折。手術を受けたという。4月中旬ごろの時点では練習を再開しているとのことだが、コンディションと勘の面には不安が残る。とはいえ、似た状況でも結果を出した経験が村上にはある。12年、当地でのグランプリの約2週間前に、練習中の落車で肋骨を骨折。それでも本番では自力で仕掛けて強敵を撃破、優勝をもぎ取った。経験は大きな力。焦らずレースに臨み、王者の存在感を示す。

 稲垣裕之は昨年8月松戸オールスター(2着)から4大会、GⅠで決勝進出を続けている。GⅠ以外のレースでも成績は安定。今年に入り、走った7場所の全てで決勝へ。昨年10月前橋寛仁親王牌で悲願のタイトル獲得を果たし、その自信によりさらに大きく、強くなった。ここへ向けても備えに抜かりはなく「川崎記念(8~11日)の前は1カ月後のダービーを見据えて強いトレーニングをしてきた。体のメンテナンスもできている」と順調さを強調。まだない今年のVをダービーの大舞台で決めるべく、万全の態勢で力を発揮する。