ニュース

22日開幕・西武園GⅢ「ゴールド・ウイング賞」展望

 被災地支援・開設67周年記念西武園競輪「ゴールド・ウイング賞」(GⅢ)は、22日から25日まで4日間にわたって開催される。当地・西武園では7年ぶり3回目となる記念Vを狙う地元の平原康多(=写真)を主役に諸橋愛、稲垣裕之、中川誠一郎、岩津裕介、松谷秀幸、脇本雄太、村上博幸、岡村潤らS級S班4選手を含む好メンバーが出場。連日、熱く激しいバトルが繰り広げられる。なお、最終日(25日)の第9Rでは平成28年熊本地震の復興支援に売り上げの一部を拠出する「災害復興支援レース」が単発で実施される。

1月大宮に続く地元記念連続Vへ、平原が気合を込めて臨む。大宮では初日から無傷の4連勝。その次の2月取手全日本選抜で昨年11月小倉競輪祭に続きGⅠ連覇を果たした。1月から3月までは確定板を一度も外さず、抜群の安定感を見せた関東のエース。しかし、その勢いは前走川崎記念でいったん止まる形に。初日特選は力の違いを示してまくり快勝したが2日目に落車。3日目以降を途中欠場した。その後、ここまでは中11日。状態が気になるところだが、期待の大きい地元でのレースでは絶対に負けられない。落車の影響が残ったとしても気持ちでカバー。次に控える京王閣ダービー(5月2~7日)も見据え、しっかりと結果を出す。
 関東連係で諸橋が平原を目標にする。前走の松山FⅠでは準決で1勝を挙げ、初日特選と決勝は3着で確定板に。鋭い差し脚でG前での逆転を目指す。
 近畿も先行力ある脇本に稲垣―村上の京都勢が続いて連係ならラインは厚い。稲垣は今年まだ優勝がないが成績自体は安定。全日本選抜の決勝で逃げた三谷竜生の番手を平原に奪われた苦い記憶は頭から消えていないはずで、ここではしっかりとラインでの決着に集中力を高める。
 2月の落車で右鎖骨と肋骨を折った中川は川崎記念で2勝。負傷欠場から復帰して2場所目で軽快な動きを披露した。調子が戻れば好勝負必至。流れに乗って踏み込むと一気に浮上。岩津は川崎記念で3度連対も、決勝には進めなかった。四国の若手で勢いづく小川との連係も含め、状況に応じた走りでV争いを演じる。
南関勢は前走松山FⅠでまくって優勝を決めた松谷が上り調子。切れのいい差し脚が魅力の岡村やスピードある近藤隆司も決勝での活躍が考えられる。