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【記者コラム】五輪出場目指すガールズの新星

 京王閣ダービーは2日目を迎え、特選2個レースがメインだ。今日の結果で長丁場のシリーズの流れが見えてきそうだ。そして3日目の明日4日には12Rガールズコレクションが開催される。最近のガールズのレース内容を見ても、脚力の差が少なくなり1人の強い選手で絶対ということはなくなっている。今回のメンバーでもコレクション出場回数が少ない長沢彩、荒牧聖未にもチャンスは十分だ。
 そんな混戦ムードの中、今後の活躍に期待するのが鈴木奈央(20・静岡、写真)だ。高校の時から自転車競技の中距離種目で活躍。4月には世界選手権にも出場した。東京五輪出場が目標で、自転車競技は地元静岡の伊豆で開催されるため出場にかける気持ちは強い。ガールズでも優勝は1回。そして最近は着順以上に内容のある走りを見せている。4月松山では女王の梶田舞に2度の先着。続く玉野でも石井寛子の2着を守り、コレクション出場メンバーと変わらない力を持つようになった。
 「長い距離を踏むのは得意ですが、ダッシュ力がないのが弱点です。そこを身につけて上のステージで走れるようになりたいです」 自転車競技との両立は苦しい面もあるが、夢をつかむために努力を続けている。
 今、ガールズケイリン総選挙として8月12、14日に行われるコレクションの出場14選手を決める投票がガールズケイリンのサイトで受け付け中だ。今の成績なら上位で選ばれるのは間違いない。初のビッグレースでどんな走りを見せるのか今から楽しみだ。
(緒方 泰士) ※5月3日付・大阪版掲載