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京王閣GⅠ日本選手権決勝 平原康多 GⅠ3連覇に王手

 京王閣競輪場で開催中の「第71回日本選手権競輪」はきょう7日、第11Rで決勝戦が行われる。競輪ダービー王の栄誉と優勝賞金6500万円を懸けた大一番は、G13連覇を狙う平原康多(=写真)に武田豊樹が続く関東黄金コンビが中心。充実著しい平原が押し切り、初のダービー王に輝くとみたが、深谷知広―浅井康太の中部コンビも互角で激戦必至。激しい優勝争いが繰り広げられる。

 平原が競輪祭、全日本選抜に続くGⅠ3連覇の偉業に王手を懸けた。「3連覇ですか?それは何とも思ってないです」。爽やかに笑い飛ばすところが目下の充実ぶりを物語る。勝ち上がりの動きは文句なし。初戦は深谷の逃げを3番手キープからまくり追い込み。GR賞は関東ライン4車の先頭で武田の通算400勝に貢献。準決勝は竹内―吉田敏の3番手を、いとも簡単に確保して抜け出した。「(4月川崎記念の)落車の影響が残っているが感触は悪くない。前場所よりもいいくらい」。後方に立ち遅れない抜群のレースセンス。オールラウンダーの完成形が今の平原だ。過去4人しかいないGⅠ3連覇の大記録を打ち立て、競輪界の歴史にその名を残す。
 平原マークは何度となく好連係を見せてきた武田。吉田拓矢、吉沢純平ら若手が予選で脱落し、準決勝は自力勝負で勝ち上がり。「先頭で走る気持ちが脚に伝わっていい感じ。集中力を切らさず走り切りたい」。競輪祭、全日本選抜決勝は平原の2着。直線勝負での逆転に全てを懸ける。
 深谷―浅井の中部コンビも関東両者に負けず息が合ってきた。「高知記念は浅井さんと失敗していたので(準決勝で)取り返したかった」と深谷。15年京王閣GP覇者の浅井は「深谷君は前回よりも仕上がっている。僕も調子は上がっている」。深谷の仕掛けが決まればワンツー決着も十分だ。総力戦の三谷、山田―園田の九州コンビも虎視たんたん。ラインの結束力が鍵を握る激戦必至の大一番だ。