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【記者コラム】スタイル貫くダービー王・三谷

 ダービー王、三谷竜生(29、写真)の参戦に沸く大宮FⅠ開催。「祝勝会など忙しかったことは忙しかったけど、練習時間は全く削られていない。普通に練習できたし調子は引き続いていいと思う」と中間の調整を振り返る。レースでは今まで以上の人気になることは間違いないが「自分の中でやることは変わらない。どんなレースであろうと、目の前の一戦を精いっぱい走るだけ」。GⅠウイナーとなってもこれまでと同じ競走スタイルを貫くことを明言した。
 人気を背負った初日特選は9着。先制した吉沢を最終ホームで叩いて主導権を奪ったまでは良かったが、次々にまくりで迫る和田、井上の攻勢の前に最後は力尽きた形に。「出切るまでに結構、脚を使わされたし、出切ってからは500を意識して流し過ぎて逆に掛からなかった。でも、感触自体は悪くない。修正して準決では人気に応えられるように頑張る」と誓った。
 ダービーVについて「一番上の娘が6歳で、その下に男の子が3人いる。レースに勝ったことは分かるみたいだけど、喜び方がFⅠに優勝した時と変わらなかったなあ。賞金の使い道?あまり物欲はない方なので…。これからゆっくりと考えたい」と話した。
 大宮の後は和歌山・全プロ(27~28日)を走り、岸和田のGⅠ高松宮杯(6月15~18日)へ。「岸和田は地元開催。気合を入れてしっかりと力を出し切りたい」と若きダービー王は語った。
※5月18日付・東京版掲載

 ♤狩谷 牧生(かりや・まきお)1964年(昭39)4月11日、神奈川県生まれの53歳。88年4月スポニチ入社。92年1月にレース部へ異動。1年間の競輪取材の後、中央競馬担当に。2013年、21年ぶりに競輪の現場に復帰。難解を極めるガールズ一般戦を本線で仕留められるように総力取材で臨んでいる。