ニュース

【記者コラム】初来日のウェブスターが真価を発揮だ!

 今年も外国人パワーが爆発。11日に幕を閉じた大垣競輪の「第5回国際自転車トラック競技支援競輪(GⅢ)」はパーキンスが4連勝のパーフェクトV。世界の脚をみせつけたが、佐藤友和が½輪差に迫っての2着。日本勢も好勝負を展開したシリーズだった。
 
 現在開催中の松阪FⅠ戦には外国人選手2人が出走している。3回目の来日となったブフリの強さはご存じの通り。注目は初来日のサム・ウェブスター(25・ニュージーランド、写真)。リオ五輪チームスプリントで銀、世界選では14、16、17年とチームスプリントで優勝の輝かしい実績を誇る。

 初体験となった日本の競輪。初戦の川崎FⅠ戦は2②❽着。予選、準決はともに積極的な仕掛けで主導権。伊藤裕貴に2度とも強襲を浴びたが、実力の片りんは見せた。決勝は今回も同時あっせんのブフリの前でカマシ先行を狙ったが、厳しいけん制を受けて不発。
 「競輪はタフですね。ただ、1場所走って少し自信は付きました。今度は前回と違って考えたレースをしたいですね」
 
 日本の競輪の洗礼を受けたが、すぐに順応してきそうだ。今回の松阪の予選ではホーム前から一気に叩いて先行。マークの丸山啓一が離れる加速。ぐんぐんと飛ばしたが、伊藤成紀のまくり追い込みに屈してまたも2着。レース後は「パワーは出せたし納得のレース」と真摯(しんし)な受け答え。対戦相手など事前にチェックするなど勉強家でもある。そして準決では7番手から仕掛け、外、外を踏み込み逃げる金子幸央を力任せにまくり切った。来日初勝利を飾り「早く1勝したい気持ちがあったのでうれしい。調子はすこぶるいい」とにっこり。

 決勝は川崎に続いてブフリと強力タッグ。今度はマーク策で初Vを飾りたい。(下野 章雄)
※6月14日付・大阪版掲載