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【記者コラム】卒記チャンプ南潤 来月デビュー戦

 3月に日本競輪学校を卒業した111期と112期(女子6期生)が来月デビューする。近畿からは111期8人、112期は3人で個性豊か。中でも一番の注目は卒業記念を制した南潤(19=和歌山、写真)だ。在校成績3位だが1㌔タイムトライアル1分6秒81は111期でNo・1。ダッシュ力に自信があり今後の活躍次第では3年後の東京五輪へ道が開ける。「東京五輪は視野に入れているけど、まだデビューもしていないし今は競輪だけ。競輪で結果が出なかったら競技は諦める」。能力は高く来月6~8日の地元・和歌山でのデビュー戦に注目したい。

 南と同じ開催でデビューする鮫島康治(35=大阪)はボクシングから転身。東洋太平洋ライト級2位の実績があり競輪学校は6度目の受験で合格した。他では小森貴大(27=福井)は市田佳寿浩の弟子でプロ野球独立リーグ・BCリーグから転身した。浜田翔平(28=大阪)は2年前の全日本拳法社会人個人選手権大会で優勝の実績がある。他競技から転身組以外では中野雄喜(23=京都)は高校、大学と自転車部で活躍してきた。布居大地(19=和歌山)は父がS級レーサーの寛幸(43)で兄・翼(20)も昨年デビューした競輪一家。山本隼人(19=大阪)は高校から自転車競技を始め在校20位でも将来が楽しみ。大中拓磨(28=兵庫)は一度は競輪選手の道を諦めたが夢を捨てきれず5度目で合格した苦労人。

 ガールズは坂口楓華(19=京都)が卒業記念の決勝3位に入っている。幼少からロードレースで自転車競技に打ち込んでいたが「ロードよりもこっちの方が向いていると競輪学校に入って初めて分かった」と今後の成長が楽しみだ。
(亀田 克也)※6月21日付・大阪版掲載