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富山GⅢ デビュー10年牛山が記念初V

 富山競輪の開設66周年記念「瑞峰立山賞争奪戦(GⅢ)」は27日、第12Rで決勝戦が行われ、牛山貴広(36=茨城、写真)が木暮の捲りを差して記念初V達成。また9Rで行われたレインボーカップ・チャレンジファイナルは末木浩二(25=山梨)が3番手捲りで勝利した。なお、末木に、2着の庄子信弘(38=宮城)、3着の瀬戸栄作(24=長崎)がきょう付けでA級2班に特別昇班する。

 デビュー10年。一つの目標であった記念優勝を富山バンクで達成した。レース後はワンツーを決めた木暮とがっちり握手。最高の笑顔で感謝の言葉を伝えた。表彰式では、今度は師匠の武田豊樹に向けて感謝。
 
 「選手になって結構たつけど、まだ実感がない。でもずっと武田さんの背中を見てやってきた。ここに立てているのは、武田さんの厳しい指導のおかげです」

 車番が悪く、後ろ攻めになった決勝戦。目まぐるしい位置争いの中で8番手になった木暮だったが、意を決して最終ホームでスパート。4番手にいた浅井のブロックにもめげず、番手捲りを敢行した村上に襲いかかる。両者の踏み合いをしっかり見ながら、最後は外を鋭く伸び切った。

 「木暮君が強かった。緩んでもいないホームで行ってくれたので。調子も上向いていたし、浅井君のブロックを受けても木暮君はあきらめないと思ってしっかり追走しました」

 結果、関東ワンツーという最高の締めくくり。今後は「今回の伊早坂君とか、前をしっかり残せるような選手になりたい」と宣言。7月は広島→高松→大宮のFⅠ3連戦。ここできっちりリズムを整えて、8月のオールスターに乗り込む。

 ♤牛山 貴広 1981年(昭56)5月1日生まれ。長野県出身、茨城県在住の36歳。スピードスケート出身で06年2月のトリノ五輪に出場。07年7月に92期生の在校4位として競輪デビュー。師匠は武田豊樹(88期)。通算優勝は21回。記念Vは今回が初となる。