ニュース

久留米記念競輪あす開幕 レース展望 総合力No・1平原が中心

 被災地支援・久留米競輪開設68周年記念GⅢ「第23回中野カップレース」は、あす29日から7月2日まで4日間にわたって開催される。総合力NO・1、今年のオールスター競輪ファン投票で1位に選ばれた平原康多(=写真)のほか、後閑信一、稲垣裕之、深谷知広、大塚健一郎、岩津裕介、松岡貴久、渡辺晴智、稲毛健太らが出場。好メンバーにより熱戦が繰り広げられる。なお、最終日(7月2日)第9Rでは国際ルールの「KEIRIN EVOLUTION」がリオ五輪ケイリン銀メダリストのマティエス・ブフリ(オランダ)ら7選手により単発で実施される。

 岸和田高松宮記念杯でVチャンスを逸した平原が気を引き締め直して戦う。関東3人で勝ち上がったファイナルは若い吉田拓矢を前に、3番手に武田豊樹。今年2回目のGⅠ制覇へ断然有利な状況も結果は6着。逃げた吉田の番手を内に入った山田英明に奪われ、まくり上げた新田祐大の猛スピードに為す術なく敗れた。その悔しさをぶつける今シリーズ。勢いを戻すべくしっかり実力を示す。基本は埼京同士の後閑の前で自力勝負。ただ、高松宮記念杯二次予選で連係した横山の勝ち上がり次第では再び番手でのレースとなることも。どうあれ、隙のない運びで優勝をもぎ取る。

 後閑は5月京王閣ダービーで落車負傷も、その約半月後に大宮FⅠでV。直近2場所は準決で敗れたが展開が不利だった面もあり調子落ちはない。久留米記念は04、05年と連覇を決めた相性のいいシリーズ。平原の後位を厳しく守り直線勝負。差し切り逆転に懸ける。

 稲垣も平原同様、高松宮記念杯で決勝へ。地元近畿地区のGⅠで存在感を示した。今シリーズは自力で戦うか、稲毛、野原といった近畿の後輩との連係も。勢いを持続させてV争いを演じる。深谷は二次予選で上位進出を絶たれた高松宮記念杯の分もパワーを見せたい。積極果敢に出て今年2回目の記念Vを狙う。深谷と同県での連係が予想される山内は4月の当地FⅠでV。首尾よく続き、愛知でのワンツーを決めたい。

 大塚は九州同士の松岡目標に鋭さを発揮。高松宮記念杯では初日5着も、その後3走で確定板に。気配は悪くなかった。松岡は後半に2連対。最終日はカマして逃げた新山響平を7番手からまくり1着。調子の面に不安はないか。九州では地元・久留米の坂本兄弟や吉本も活躍が期待される。
 
 岩津は高松宮記念杯では見せ場がなかったが、5月和歌山全プロ記念(❶❷着)では切れ味が光った。同県で勢いある取鳥や中四国同士の竹内、小川といった若手の逃げに乗るとチャンス。南関は渡辺晴智、雄太の師弟コンビ、まくり鋭い近藤に注目。昨年覇者の守沢は高松宮記念杯で2度落車。その影響が気になる。