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【記者コラム】佐伯辰哉・S級デビュー戦で決勝戦進出

 どこまで強くなるか楽しみでならない。佐伯辰哉(21=広島、写真)は6月向日町のA級1、2班戦で3場所連続完全優勝を達成。109期では5人目となるS級特別昇班を決めた。取手レインボーカップは4着で惜しくも昇班を逃していたがすぐに結果を出した。

 「特進できなくても半年後にはS級にいけるので向日町も気楽に走れました」

 S級デビュー戦は現在開催中の地元・広島。初日は展開を見誤ったが、捲って白星スタートとなった。

 「岸川さんが駆けると思ったら流して失敗した。あまりいいレースではなかったけど自分でもビックリするほど感じは良かった」

 準決は打鐘から主導権を奪っていく。3番手にいた小原太にまくられ危うしと思われたが室井健が小原の後ろをさばいたことで2着に逃げ粘り決勝に進んだ。

 「踏み過ぎて残れない感じはあったけど、室井さんのおかげです。S級デビュー戦で決勝を走れるのはうれしい。意外にいい感じで走れているしもっとペースを考えていけば残れるようになるかな。決勝は池田さんと2人でチャンスがあるように、自分が持つところから駆けていきたい」

 BMXから競輪選手となって同じ道を歩んで活躍している古性優作(26=大阪・100期)にあこがれている。きょうの11R決勝戦はどんな走りで沸かせてくれるのか。広島の新星から目が離せない。(亀田 克也)

※7月5日付・大阪版記載